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令和3年1月定例記者会見
日時:令和3年1月7日(木曜日)午前11時から
会場:庁議室
案件:2件
高崎だるま市の開催結果について
内容
令和3年1月1日(金曜日・祝日)及び2日(土曜日)に、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底して開催した「高崎だるま市」について報告します。
1.開催日時
令和3年1月1日(金曜日・祝日)、2日(土曜日)
午前10時から午後4時まで
2.開催場所
高崎駅西口駅前通り
3.開催内容
だるまの販売、地元飲食店の出店、イベントの実施など
4.開催結果
(1)来場者数
約60,000人
(1日目:約27,000人、2日目:33,000人)
(2)来場者の対応
- マスクの着用は、未着用の全ての来場者に配布を行い、着用していただいた。
(マスク配布枚数:大人9枚、子ども15枚、合計24枚) - サーマルカメラ(計16台)及び非接触体温計(計50台)で検温した結果、発熱者はいなかった。
- 消毒シャワーゲート(計12台)は、トラブルなく通過していただいた。
- 混雑が緩和できていたことから、入場規制は行わなかった。
- 会場内のソーシャルディスタンスや飲食の禁止を繰り返し放送したほか、係員がプラカードを持ち啓発を行うことで場内の密の回避を徹底した。
(3)だるま販売員、飲食販売員、イベント出演者等の対応
- 事前に実施するとしていた、PCR検査、健康チェックシートの提出を漏れなく行った結果、当日の体調不良者はいなかった。
- 全員のマスク、フェイスシールドの着用を確認し、感染の防止に努めた。
(3)その他の対応
- 初詣無料巡回バスは座席の間隔を空けた運行が徹底できた。
(運行便数119便、全乗車数1,694人、1便あたりの平均乗車数 約14人) - 今回、初めて実施した南小学校でのドライブスルー販売は、交通渋滞を起こさずスムーズに販売することができた。
(車両台数72台、乗車人数160人)
問い合わせ先
商工振興部観光課 電話:027-321-1257
高齢福祉事業の実施状況について
1.介護SOSサービス事業
事業概要
平成28年4月より、高齢者の在宅介護の支援として、家族や介護者の介護負担の軽減と、介護が原因による離職の防止を目的に、訪問と宿泊の2つの介護サービスを開始しました。24時間365日対応の専用ダイヤルを設け、ヘルパー派遣と宿泊先を提供しています。
利用状況
項目 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | 令和2年 11月末時点 |
計 |
---|---|---|---|---|---|---|
訪問 | 531件 | 963件 | 1,421件 | 1,260件 | 662件 | 4,837件 |
宿泊 | 44件 | 65件 | 116件 | 100件 | 17件 | 342件 |
計 | 575件 | 1,028件 | 1,537件 | 1,360件 | 679件 | 5,179件 |
利用者の声
- 「家族が仕事で不在にしており、介護サービス事業所の調整も出来ずに困っていたが、年末年始でもサービスを利用できて助かった。ありがたい。」
- 「要介護4の夫がベッドから落ち、困って介護SOSサービスを利用した。いつもは救急車を呼んでいた。すぐに対応してもらえて助かった。」
2.おとしよりぐるりんタクシー運行事業
事業概要
令和2年6月より、高齢者等交通弱者の移動支援として、高齢化率の高い倉渕、榛名、吉井の3地域において、地域内の医療機関やスーパーマーケット付近等を回るルートを設定し、ルート上ならどこでも乗り降り自由、利用料無料、事前予約・登録不要で巡回する「おとしよりぐるりんタクシー」の運行を開始しました。
利用状況(令和2年6月から12月末まで)
ルート | 利用者数 | うち高齢者数 | 1日平均 |
---|---|---|---|
榛名・西 | 2,951人 | 2,923人 | 13.8人 |
榛名・東 | 1,537人 | 1,455人 | 7.2人 |
吉井 | 2,635人 | 2,551人 | 12.3人 |
倉渕 | 373人 | 329人 | 1.7人 |
合計 | 7,496人 | 7,258人 | 35.0人 |
利用者の声
- 「高齢のため運転免許証返納を検討していたので助かった。」
- 「普段は通院に使っている。もう生活に欠かせない。」
問い合わせ先
福祉部長寿社会課 電話:027-321-1248
3.高齢者等ごみ出し支援事業「高齢者ごみ出しSOS」
事業概要
令和2年9月1日から高齢者世帯等のごみ出し支援として利用世帯宅を週1回訪問し、あいさつと声かけを行いながら無料でごみを収集する高齢者ごみ出しSOSを開始しました。利用者が家の中からごみを出すのが困難な場合は、許可を得て収集スタッフが家の中に入りごみを収集します。ごみの収集を行いながら利用者の安否確認も行うという環境と福祉が融合した事業となっています。
事業の開始から約4か月が経過しており、最近の利用例といたしましては、入院されていた高齢者の退院後の支援策のひとつとして、高齢者あんしんセンター等を経由して申請があり、ご利用いただく事例があります。
利用世帯数
令和2年12月末日現在の利用世帯数は全体で770世帯であり、うち712世帯が高齢者世帯となっています。
利用者の声
- 家まで来てくれるので顔を見てお話できるのはとても楽しいし、助かっています。1日中誰とも話をしないこともあるので、収集日が楽しみです。
- 自分が歩くのがやっとなのでごみステーションまで持っていくことができませんでした。家まで来てくれるのでとてもありがたいです。声をかけてもらうと気持ちも明るくなります。
問い合わせ先
環境部一般廃棄物対策課 電話:027-321-1253