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令和5年度のお題

ページID:0006822 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

『べぇ、だんべぇ』(その2)【3月1日号】

3月のお題は「べぇ、だんべぇ」です。標準語の「~でしょう」と同じく、推量や断定、相手の同意を求める時に使います。

  • 星見べぇ 孫を誘って 露天風呂
    (飯塚町 高畑 松恵)
  • 食ったんべぇ 数が合わない おまんじゅう
    (上小塙町 山田 みゆき)
  • 来月は 一人で寝るべぇ 一年生
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • 懐かしい だんべえ言葉で 同窓会
    (吉井町神保 宮下 徳次)
  • 沢庵の 漬かり具合が いいだんべぇ
    (剣崎町 中村 恵奈美)
  • 今日は 挨拶したが 誰だんべぇ
    (下里見町 松田 芬)
  • 梅が咲き もうすぐ桜も 咲くだんべぇ
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)

(敬称略)

お便り紹介

「呑んべぇが そうだんべぇと 同じ事」飲み友達との会話はいつも同じになっちゃうね(高浜町の植杉隆雄さん)

さまざまな場面で使われる「べぇ、だんべぇ」は、まさにおらほうの言葉の代表格だいね。いっぺえ使うべぇ。

『がさばる』【2月1日号】

2月のお題は「がさばる」で体積が大きくて場所をとることを意味するおらほうの言葉です。

  • 前の人 がさばるリュック 中身何?
    (双葉町 内田 八枝子)
  • がさばると 言いつつ詰める 親の愛
    (町屋町 桜井 覚)
  • まだ着れる 捨てずにがさばる 服の山
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 思い出の 品もがさばり ゴミとなり
    (倉賀野町 藤田 エミ子)
  • エビ天の ころもがさばり 実は細り
    (岩鼻町 吉井 秀樹)
  • がさばった 大根干せば これっきり
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • のさばって がさばっている 芋のつる
    (萩原町 清水 米雄)

(敬称略)

お便り紹介

「正月明け ゴミはがさばり しぼむ財布」年明け初めてのごみ出しに行ってみたらびっくりの多さ。がさばらないように、水気の多いごみは乾かして出しています(下豊岡町の岡田直江さん)

『おっかねぇ』(その2)【1月1日号】

1月のお題は「おっかねぇ」で「恐ろしい」を意味するおらほうの言葉です。

  • おっかねぇ ゴロゴロ聞こえ 臍隠す
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • おっかねぇ ドラマがオレを 眠らせず
    (柴崎町 佐藤 正)
  • 食っちゃ寝で 正月太り おっかねぇ
    (山名町 田中 博明)
  • 渋滞で おっかねぇのは 「ママトイレ」
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 猫なで声 怒った顔より おっかねぇ
    (京目町 﨡原 美幸)
  • 欲しいとは 言わない妻が おっかねぇ
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • おっかねぇ 詐欺の電話に 「お金無ぇ」
    (吉井町中島 森 和子)

(敬称略)

お便り紹介

「歳かさね おっかねえほど 母に似て」母を知っている方々から「お母さんに似てきたねえ」と言われます。うれしいやら照れくさいやら(大八木町の櫻井益代さん)

子どもの頃は父似と言われていたけど、大人になるにつれて母似と言われるようになった私は、この句にえれえ共感したんさ。

『ほんなげる』(その2)【12月1日号】

12月のお題は「ほんなげる」で「放り投げる」を意味するおらほうの言葉です。

  • ほんなげて 飛び出して行く ランドセル
    (上中居町 枝窪 俊夫)
  • 昔の子 下駄ほんなげて 天気予報
    (井野町 高橋 ヒサ子)
  • すもう取り ほんなげられて 強くなり
    (上並榎町 浅見 孝)
  • 君の夢 ほんなげるなよ 叶うまで
    (吉井町南陽台1丁目 川口 和清)
  • ほんなげた 先にゴミ箱 ストライク
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • つうとかあ ほんなげあえる 老夫婦
    (町屋町 桜井 覚)
  • さし歯かけ ほんなげたいよ 庭の柿
    (箕郷町柏木沢 狩野 勝子)

(敬称略)

お便り紹介

「ほんなげた おかげでみつかる さがしもの」一生懸命探していたのに、夫がざぶとんをほんなげたら、探していたものが見つかりました(中尾町の関原潤子さん)

探し物って、探すのをほんなげた時に見つかるもんだいね。

『ちったぁ』(その2)【11月1日号】

11月のお題は「ちったぁ」で「少しは」を意味するおらほうの言葉です。

  • 甘い物 ちったあいいかで このからだ
    (吉井町神保 宮下 徳次)
  • ウォーキング ちったあ減った 腹まわり
    (下之城町 菊池 修)
  • 野菜出来 ちったあ家計の 役に立つ
    (中居町2丁目 佐藤 悦子)
  • 入れ歯でも ちったぁ欲しいの 噛みごたえ
    (下豊岡町 岡田 賢六)
  • 化粧すりゃあ シミもちったあ かくれるか?
    (双葉町 内田 八枝子)
  • 立話 ちったあいいかと 一時間
    (倉賀野町 金子 洋子)
  • やっと来た ちったあ涼しい 秋の夜
    (上滝町 萩原 秀秋)

(敬称略)

お便り紹介

「白髪染め ちったあ若く 背すじ伸び」ひ孫のお祝いに髪を染めて行こうか、そのままで行こうか、さんざ迷って美容院へ。帰りはすくっと早歩きで戻ってきました(箕郷町下芝の上原つる代さん)

美容院に行くといつもよりちっと気分が上がるんさね。天気の良い日は、家事とかほんなげて、外にお出かけしたくなるんね。

『めた、めった』(その2)【10月1日号】

10月のお題は「めた、めった」で「むやみ、やたら、甚だしい様子」を意味するおらほうの言葉です。

  • 良いと聞きゃ めった増えるよ 診察券
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 押し入れに めった押し込む 大掃除
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • 土日だけ めった早起き 我が息子
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • めた採れて 夫がイヤでも なす料理
    (下豊岡町 岡田 直江)
  • めた旨めえ 猛暑のビール 喉が鳴る
    (中室田町 清水 正幸)
  • 友会えば めった話が 長くなり
    (井野町 高橋 ヒサ子)
  • 月を愛で めた酔いしれし 友と酒
    (岩鼻町 吉井 秀樹)

(敬称略)

お便り紹介

「庭の草 刈る俺笑う めた育つ」毎日の草取りをしても追いつかないので笑ってしまいます。毎朝草を眺めては根が張らないうちに取っています(下豊岡町の岡田賢六さん)

うちも父がめた汗かきながら庭の草を刈ってるんよ。私もたまには手伝わなきゃなと思いながら見てるだけなんさ。

『はしっけえ』(その2)【9月1日号】

9月のお題は「はしっけえ」で「素早い」を意味するおらほうの言葉です。

  • はしっこく 塁への気迫 胸の土
    (中里町 吉田 和伸)
  • 寝坊助も お出掛け朝は はしっけえ
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • はしっけえ 出足はいいが 道迷う
    (萩原町 清水 米雄)
  • はしっけえ おもちゃ屋直行 孫のナビ
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 孫四人 はしっけえのは 末娘
    (町屋町 桜井 覚)
  • 遠雷に はしっけえ猫 姿消す
    (箕郷町下芝 上原 つる代)
  • はしっけえ 闇に消えてく 憎っくき蚊
    (上小塙町 山田 みゆき)

(敬称略)

お便り紹介

「はしっけえ 皆の箸舞う 刺身盛り」我が家ではみんな集まって誕生日会をします。全員刺し身が好きなので、遠慮は禁物。どんどん食べないとなくなります。(下豊岡町の岡田直江さん)

わが家は誕生日会の焼肉で牛タンの争奪戦が起きるんよ。はしっけえ妹にすーぐ取られちゃうんさ。

『かんます』(その2)【8月1日号】

8月のお題は「かんます」で「かき混ぜる、かき回す」を意味するおらほうの言葉です。

  • かんまして お焦げも美味し 釜の飯
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 塁に出て 走ってかんます 甲子園
    (石原町 櫻井 義政)
  • さくさくと 夏をかんます かき氷
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • かんまして 又かんまして なっとくう
    (町屋町 桜井 覚)
  • ママが言う マドラーのことを 「かんまし棒」
    (上佐野町 須賀 奈水子)
  • どれ着るか 箪笥かんまし 服選ぶ
    (吉井町黒熊 吉田 笑津古)
  • かんまして ぬか床守り 五十年
    (中里町 吉田 和伸)

(敬称略)

お便り紹介

「新湯だよ よくかんまして 入りない」新湯の時は湯舟の下の方が冷たいので、よく湯かき棒でかき混ぜないと足を入れた時にびっくりすることがありました(倉渕町水沼の佐々木美咲さん)

私も昔、母におんなじことをよーく言われたのを思い出したんよ。

『なから、なっから』(その3)【7月1日号】

7月のお題は「なから、なっから」で「かなり、だいぶ」を意味するおらほうの言葉です。

  • なからした 見合いの結果 今日があり
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 同窓会 なっから見つめて 「誰だっけ?」
    (箕郷町上芝 関口 春道)
  • 見ちがえた なっから陽に焼け 孫の顔
    (乗附町 高橋 アサ子)
  • ウォーキング なから来たけど 帰れるか
    (岩鼻町 吉井 秀樹)
  • お腹空き なっからうるさい 腹のむし
    (宮原町 森村 純輝)
  • ベルト穴 なからゆるめて 待つ料理
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • 母さんが なっから長い 寝言いう
    (下里見町 渡辺 美紀)

(敬称略)

お便り紹介

「耳元の なから気になる 寝しなの蚊」寝ようとすると耳元に蚊が飛んできて、気になって寝られなくなることがあります(中里町の吉田和伸さん)

耳元でプーンと飛ぶ蚊は、なからやっかいなんね。私は先日でっけえ蚊に刺されて、なっから腫れたんさ。

『まいんち』(その2)【6月1日号】

6月のお題は「まいんち」で「毎日」を意味するおらほうの言葉です。

  • 同窓会 まいんちパック 間に合わず
    (下里見町 松田 芬)
  • それ何んだ まいんち増える カタカナ語
    (箕郷町下芝 上原 つる代)
  • まいんちが 連想ゲーム ほらあれよ
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • 朝夕と まいんち犬に つれられて
    (飯塚町 鈴木 宏子)
  • 散歩道 まいんち間違え 新発見
    (萩原町 清水 米雄)
  • まいんちを すっかりスマホに 管理され
    (町屋町 桜井 覚)
  • にっこりと まいんち刻む 笑いじわ
    (倉賀野町 高田 喜久雄)

(敬称略)

お便り紹介

「まいんちの 宿題丸つけ ママ眠い」新一年生の娘がキラキラ目を輝かせて楽しく通学してくれて、うれしいまいんちです。9時までには寝ようと宿題の丸つけ、音読に追われるまいんちです(新町の横野春奈さん)

元気に登校する小学生を見て、まいんちいっぺえ元気をもらってるんさ。

『はー、はあ』(その2)【5月1日号】

5月のお題は「はー、はあ」で「もう」を意味するおらほうの言葉です。

  • はー聞けぬ 父の小言も 宝物
    (倉賀野町 高田 喜久雄)
  • はあ朝か もっと寝てたい 春の朝
    (山名町 池田 文恵)
  • はあやめた 三日ももたない ダイエット
    (下里見町 渡辺 美紀)
  • 元旦に 書いた日記が はー白紙
    (倉賀野町 高田 敬子)
  • はー懲りた わけえしぶって 薄着風邪
    (萩原町 清水 米雄)
  • 三週間 染めた生え際 はあ白く
    (倉賀野町 鳥羽 かおる)
  • 垣根越し つい長話 はーお昼
    (飯塚町 高畑 松恵)

(敬称略)

お便り紹介

「はあけーるん じぃじはずっと 居て欲しい」海外で生まれた孫にコロナ禍でずっと会えずにいましたが、昨年初めて会いに来てくれました。次に会うのが待ち遠しく、来日を待ちわびるじぃじです。(上中居町の丸茂博さん)

これからはいっぺえお孫さんに会えるといいんね。

『ぶちゃる』【4月1日号】

4月のお題は「ぶちゃる」で「捨てる」を意味するおらほうの言葉です。

  • ぶちゃるのも 技術の一つ 囲碁将棋
    (町屋町 桜井 覚)
  • やせるから だからこの服 ぶちゃれない
    (箕郷町下芝 上原 つる代)
  • フードロス ぶちゃらず食べて ふくよかに
    (八幡町 梅村 ヨシ子)
  • あと一回 着てぶちゃろうと また洗う
    (倉賀野町 田村 佐和子)
  • 片付かない ぶちゃる私に 拾う母
    (上小塙町 山田 みゆき)
  • ぶちゃるなら それくんないと 口出せず
    (貝沢町 宮田 豊秋)
  • ぶちゃれない 義理人情と 心意気
    (岩鼻町 吉井 秀樹)

(敬称略)

お便り紹介

「おらほうの 言葉ぶちゃるな 語るべえ」上毛新聞・三山春秋の欄に、市広報「おらほうの言葉」について載っていました。方言をぶちゃらねえで、何げなく語る会話は、心が楽しく豊かになる気分になります。(中室田町の清水 正幸さん)