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帯状疱疹ワクチン予防接種について

ページID:0019967 更新日:2025年4月14日更新 印刷ページ表示

帯状疱疹の予防接種

お知らせ

令和7年4月から帯状疱疹ワクチンが定期予防接種に位置づけられました。対象と思われる人には4月に通知を発送します。対象者など詳細は、帯状疱疹(定期接種)をご確認ください。

帯状疱疹について

帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経支配領域に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。帯状疱疹は70歳代で発症する方が最も多くなっています。​

使用するワクチン

  • 乾燥弱毒生水痘ワクチンビケン(生ワクチン)
  • 乾燥組換え帯状疱疹ワクチンシングリックス(不活化ワクチン)
帯状疱疹ワクチンについて
ワクチンの種類 生ワクチン(ビケン) 不活化ワクチン(シングリックス)
接種回数 1回(皮下注射) 2回(筋肉内注射)
接種スケジュール 通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種
​ ※病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。 
接種できない方 病気や治療によって、免疫が低下している方 免疫の状態に関わらず接種可能

帯状疱疹ワクチンの予防効果

帯状疱疹ワクチンの予防効果
時期 生ワクチン(ビケン) 不活化ワクチン(シングリックス
接種後1年時点 6割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果

※合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年で、生ワクチンは6割 程度、不活化ワクチンは9割以上と報告されています。

帯状疱疹ワクチンの安全性

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、不活化ワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

帯状疱疹ワクチンの安全性
主な副反応の発現割合 生ワクチン(ビケン) 不活化ワクチン(シングリックス)
70%以上 疼痛*
30%以上 発赤* 発赤*、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感*、熱感*、腫脹*、疼痛*、硬結* 頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛

*ワクチンを接種した部位の症状  「各ワクチンの添付文書より厚労省にて作成」

帯状疱疹(定期接種)

定期接種の対象者

  • 令和7年度から5年間の経過措置として、その年度内に65、70 、75 、80 、85 、90 、95 、100歳となる方
    ※令和7年度の対象者は下表の通り
    ※経過措置終了後は65歳の方のみ
    ※令和7年度に限り、101歳以上の方全員も対象
  • 接種日時点で60歳以上65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有する方として厚生労働省令で定める方
    ※定期接種の対象者以外で帯状疱疹の予防接種を希望される方は、帯状疱疹ワクチンの任意接種への助成についてをご確認ください。

※下表に該当する人であっても、下記1、2のいずれかに該当する人は助成の対象外となります。

  1. 過去に市の助成制度を利用して帯状疱疹の予防接種が完了している人
  2. 帯状疱疹の予防接種に相当する予防接種を受けたことがあり、帯状疱疹の予防接種を行う必要がないと認められる人
令和7年度帯状疱疹定期予防接種対象者
年度末年齢 《令和7年4月1日~令和8年3月31日に対象となる方》
65歳 昭和35年4月2日生まれ ~ 昭和36年4月1日生まれ
70歳 昭和30年4月2日生まれ ~ 昭和31年4月1日生まれ
75歳 昭和25年4月2日生まれ ~ 昭和26年4月1日生まれ
80歳 昭和20年4月2日生まれ ~ 昭和21年4月1日生まれ
85歳 昭和15年4月2日生まれ ~ 昭和16年4月1日生まれ
90歳 昭和10年4月2日生まれ ~ 昭和11年4月1日生まれ
95歳 昭和 5年4月2日生まれ ~ 昭和 6年4月1日生まれ
100歳以上 大正15年4月1日以前に生まれた人(※令和7年度のみ100歳以上は全員対象)

※不活化ワクチンの1回目を任意接種で接種し、2回目を定期接種期間内に接種する場合は定期接種の対象となります。

開始時期

令和7年4月1日

自己負担額

帯状疱疹(定期)自己負担額
ワクチンの種類 生ワクチン(ビケン) 不活化ワクチン(シングリックス)
接種回数 1回(皮下注射) 2回(筋肉内注射)
自己負担額 4,000円 1回につき12,000円

※対象者のうち生活保護や中国残留邦人等の支援を受けている人は無料です。

​予防接種を受けられる医療機関

帯状疱疹ワクチン予防接種医療機関一覧 [PDFファイル/367KB]

その他

・帯状疱疹にかかったことのある方についても定期接種の対象とします。

定期接種の対象者が既に不活化ワクチンの1回目の接種を任意接種として行った場合は、残りの接種を定期接種として扱います。
・帯状疱疹ワクチンの交互接種については、認められません。
(ここでの交互接種とは、1回目に不活化ワクチン、2回目に生ワクチンを接種することです。)

帯状疱疹ワクチンの任意接種への助成について

対象者

  • 接種当日に「満50歳以上の市民」及び「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる満18歳以上の市民(高リスク者)」で、市内の実施医療機関で接種した方​
    ※「高リスク者」とは、疾病又は治療により免疫不全である者、免疫機能が低下した者又は免疫機能が低下する可能性がある者、及び医師が接種を必要と認める者をいい、不活化ワクチンのみ対象となります。
  • 今までに助成を受けたことがない方(助成は1人1回(1セット)限りです)
  • 定期接種の対象者は、定期接種として予防接種を受けます。詳細は帯状疱疹(定期接種)をご確認ください。

助成額(上限額)

帯状疱疹任意接種の助成額
ワクチンの種類 生ワクチン(ビケン) 不活化ワクチン(シングリックス)
接種回数 1回(皮下注射) 2回(筋肉内注射)
助成額 医療機関が設定する接種費用から4,000円を差し引いた額、または助成上限額4,000円のどちらか少ない方 1回につき医療機関が設定する接種費用から12,000円を差し引いた額、または助成上限額10,000円のどちらか少ない方

 ※助成はどちらか一方のワクチンのみになります。規定回数を超えて接種した場合、助成はできませんのでご注意ください。
​ ※不活化ワクチンの2回目は、1回目の接種の2か月から6か月の間で接種してください。

接種手順

費用助成を受けるための予診票は医療機関に備えてありますので、接種の際は、指定医療機関に予約のうえ、当日医療機関にある予診票に記入してください。

市への事前の手続きは不要です。​

​予防接種を受けられる医療機関

帯状疱疹ワクチン予防接種医療機関一覧 [PDFファイル/367KB]

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