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2020年度 保育施設入所申し込み方法変更の理由等(令和元年12月)

ページID:0001133 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

意見・提言

子供の保育園入所を希望している者です。お電話でも問い合わせを行いましたがまだ明確な返答がありませんので、この場を借りて2020年度保育園入所に関して質問させていただきます。

本年度から育休制度を持つ大企業や市役所等に所属する人が【優先的】に申し込みができる制度に変更されましたが、私の妻のような育休制度を持たない企業で従事する側からすると【明らかな差別】と感じております。

私の住む地域は人が多いこともあり、希望する保育園の枠は12月の段階で優先予約で【ほぼ】埋まってしまっている状況です。

この制度、おかしくないでしょうか?

【ただ、育休制度のある職場で働いている】だけで優先されることに強烈な不公平感を抱いております。

なぜ、このような【育休制度のある職場】だけ優先される【差別】を許容する制度を導入したのか、全く理解ができませんので、下記3点の質問に対して【明確に】【納得できる】お答えをいただきたくお願い申し上げます。

  • 今までの制度から今回の【育休制度のある職場】だけ優先される【差別】制度へ切り替えることを決定した明確な理由は何でしょうか?
  • 【育休制度のある職場】だけ優先される理由は何でしょうか?【育休制度のない職場】の立場が納得いく理由を教えてください。
  • 優先予約で【既に埋まってしまっている】状態が発生した場合、申込者に対してどのような対応を取る想定でしょうか?

過去にも高崎市ホームページに【2020年度保育施設入所の申し込み方法について(平成31年4月)】という質問が掲載されておりますが、質問者の【不公平なのではないか?】という問いに対して全く回答せず、お茶を濁すような曖昧な表現となっており、あまりにも不誠実ではありませんか?このような返答で良しとしているのでしょうか?市民をバカにしているような印象を受け、大変不愉快です。

誠実な返答を希望します。

男:40代:市内在住

回答

この度は、市への意見・提言にご意見を頂きありがとうございます。

いただきました保育所入所に関しての内容につきましてご回答いたします。

また、いただきましたご意見に対しまして、回答が大変遅くなってしまったことについて心よりお詫び申し上げます。

この度、1点目、育児休業制度のある職場だけ優先される制度への切り替えた理由。2点目、育児休業制度のある職場だけ優先される理由。3点目、優先予約に対して既に埋まってしまっている状態が発生した場合の対応につきましてご意見を頂きましたので回答いたします。

1点目の育児休業制度のある職場だけ優先される制度への切り替えた理由についてでございますが、この度、制度を切り替えた理由といたしましては、子どもを預ける保育施設が決まるまでの不安の軽減を図るため、直近の月の申し込みは従来の通り各月に行うことに加え、次年度の保育所等の利用の申し込みの募集について、これまで年2回であった受付期間を4月から各月受け付けに変更するとともに、申込みから入所の可否をお知らせするまでの期間を原則2週間(申込みが集中する月においては、約1か月)とするように変更を行ったものでございます。

2点目の育児休業制度のある職場だけ優先される理由についてでございますが、本制度は、育児休業制度のある職場だけ優先するものではございませんが、この育児休業明けの予約申し込みに関しては、近年の保育需要の増大を背景に、保育所等の申し込みの早期化が進んでおり、とりわけ0歳児で保育所等を申し込む方が増加しています。とくに保育需要の高い地域においてはこの状況は顕著であり、1歳児で申し込みを行おうとした場合、既に前年度に0歳児で入所しているお子さんの持ち上がりによって、1歳児の募集枠が少なくなってしまうといった状況も生じていることから、育児休業を取ってから復職を目指そうとする保護者等に対し、次年度の申し込みについて要件のない方よりも早く申し込みができるものとしたものです。

なお、育児休業がとれる人を優先しているというご意見でございますが、保育所等の利用は、保護者の皆様が、保育を必要とすることを前提にご自身で時期を選択され、お申込みいただくものと考えており、予約要件のない方に関しては、直近の入所月において、お申込みいただくことは可能としております。

一方、育児休業明等、予約要件のある方は、直近の入所月では申し込むことができず、たとえば、予約要件のある方が次年度の1歳児でお申し込みされようとした場合に、直近で、あるいは前年度に0歳児のお申し込みされた方によって枠が埋まってしまい、空きが少なくなってしまうということもございます。

このようなことから、予約要件の無い直近の入所月に申し込む方と同時期に予約要件のある方もお申込みいただけるような制度設計としたものでございます。

3点目、優先予約に対して既に埋まってしまっている状態が発生した場合の対応についてでございますが、同様の時期に要件がある方、ない方それぞれが申し込みたい場合、確かに先に要件のある方が申し込める制度となっておりますが、これに関しては、予約要件がある方、無い方の優劣が極力生じないよう、予約要件のある方とそうでない方の次年度の募集人数の調整や、申込が多い施設における追加枠の調整などを保育所等と連携し総合的に行っているところです。

本市といたしましては、こういった状況を鑑み、新設を含め定員増を目的とする保育施設の整備や保育士確保の推進などを行い、低年齢児の受入の増加に努めているところでございます。

繰り返しとなりますが、入所選考におきましては、予約要件がある方、無い方の優劣が極力生じないよう、予約要件のある方とそうでない方の次年度の募集人数の調整や、申込が多い施設における追加枠の調整などを保育所等と連携し総合的に行っているところでございます。

また、通年入所の制度につきましては、本年度から始まったばかりの制度でございますので、いただきましたご意見を参考にさせていただき、より良い制度の構築に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

この回答内容についてのお問い合わせ

担当:保育課(電話027-321-1246)

回答内容や担当は、回答当時のものです。