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JR高崎駅コンコースの観光ディスプレイについて(令和元年6月)
意見・提言
毎日JR高崎駅を利用している高崎市民です。
JR高崎駅コンコースの観光PR用ディスプレイについて指摘いたします。
現在、コンコース西口側には大きなだるまが設置されています。その前までは上野三碑のレプリカがありました。
あの施策を決定された人たちの中で、日々あの場所を通る人はいらっしゃいますか?
高崎駅を利用するのは健常者だけではありません。目が見えない方もおられます。車椅子で通勤されている方もおられます。小さなお子様連れの人もおられます。お年寄りもおられます。大きな病気を経験されて体に障害が残っている方も、おられます。
そうした人たちのことを想像してみてください。一日一時間でも良いですから、朝夕のラッシュ時にあの場で、人の動きを観察してみてください。
障害をお持ちの人は、もちろん毎日のことですから、あのディスプレイを上手によけて通られています。しかし、わざわざ「よけて」通っているんですよ。
あのディスプレイは本当に必要ですか?バリアフリー化、ユニバーサルデザイン化が進む中、あのように動線を阻害するような物を駅のコンコースに設置する意味はあるのでしょうか?改札口前に立派な液晶画面がありますが、そちらでPRするのではダメなのですか?
高崎市を皆様に真に愛される観光都市にしたいのであれば、あのような観光PR法は見直すべきだと思いますが、いかがでしょうか?
女:40代:市内在住
回答
この度は、JR高崎駅コンコースの観光ディスプレイにつきまして、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
現在、JR高崎駅のコンコースに設置させていただいておりますのは、8月3日・4日に開催されます高崎まつりのPR用の巨大だるまで、高崎まつり実行委員会が高崎まつりの開催の約2ヶ月前から設置させていただいているものです。今年で6年目となります。
また、通常時は、平成29年の秋にユネスコ「世界の記憶」に登録された上野三碑を多くの方に知っていただこうと上野三碑普及推進会議がJR高崎駅コンコースに設置させていただいているところであります。
いずれのディスプレイも、大勢の方々が往来する場所での展示ということで、設置にあたりましては、JR高崎駅と協議を重ね、場所や期間等を決定いたしました。
ご指摘いただきましたとおり、高崎駅を利用される方にはご迷惑をお掛けしておりますが、観光PRは紙面や映像だけでなく、インパクトなども重要な要素となります。
しかしながら、高齢者や小さなお子様、障害をお持ちの方も利用されておりますことから、今後も様々な方々からご意見をいただきながら、皆様に愛される観光都市を目指してまいりたいと考えております。
この回答内容についてのお問い合わせ
担当:観光課(電話027-321-1257)
回答内容や担当は、回答当時のものです。