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エムポックスについて

ページID:0001354 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

※令和5年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更されました。

エムポックスは、エムポックスウイルスによる感染症で、これまで中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。2022年5月以降、従前のエムポックス流行国への海外渡航歴のないエムポックス患者が欧州、米国等で報告されています。国内では、2022年7月に1例目の患者が確認され、その後散発的に発生が報告されています。

エムポックスを疑う症状が見られた場合、最寄りの医療機関に相談してください。また、医療機関を受診する際には、マスクの着用や発疹部位をガーゼなどで覆う等の対策をした上で受診してください。

症状

通常、1から2週間の潜伏期間後に発症します。

発熱、発疹、リンパ節の腫れなどの症状がみられますが、多くの場合、2から4週間で自然になおります。

2022年5月以降の欧米を中心とした流行では、以下のような、臨床徴候が指摘されています。

  • 発熱やリンパ節の腫れなどの前駆症状がみられない場合がある。
  • 病変が局所(会陰部、肛門周囲、口腔など)に集中しており、全身性の発疹がみられない場合がある。

感染経路

感染経路は、感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む)、患者との接近した対面での飛沫への長時間の曝露、患者が使用した寝具等との接触です。

治療・予防

国内で利用可能な薬事承認された治療薬はなく、対症療法です。

天然痘ワクチンが予防に効果があるとされています。

流行地では感受性のある動物や感染者との接触を避けることが大切です。

啓発ツール

※厚生労働省が作成したリーフレットです。

外部リンク

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