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ぐるりんでの両替の見直しについて(令和元年8月)
このページでは、これまで寄せられたご意見とそれに対する回答を紹介しています。
市への意見・提言について(市民生活課のページへリンク)
ご意見や回答内容は、回答当時のものです。
意見・提言
ぐるりんを普段から利用しているのですが一万円札や五千円札の両替が出来ない事、百円硬貨で支払わなければならず手元に50円二枚の場合や10円10枚の場合とても困ってしまいます。
一万円札しか持っておらず困り果てていた乗客の方やICカードが使えず乗車を諦めた方もいらっしゃいました。
ICカード導入や両替機の見直しをして頂けたらとても嬉しく思います。
女:30代:市内在住
回答
ご指摘のとおり、「ぐるりん」やほとんどの路線バスでは、次のような事情から現在も1万円札や5千円札といった高額紙幣による運賃のお支払いや両替えには対応しておりません。
- 高額紙幣の使用を前提とする場合、小銭の他にも一定枚数の千円札を常備しておく必要があります。そうなると、両替資金だけでも10万円前後の現金を積んで多くの車両が運行するというリスクを常に抱えることになります。
- そのリスクを避けるために両替資金を減額すると、逆に紙幣不足で両替ができない可能性が高まります。その場合、同じ交通機関でも駅の券売機やタクシーなら金融機関等での調達や営業所に戻っての補充など臨機応変に対応できますが、路線バスは運行経路を外れたり乗務員が車両から離れることができないため、そうした対応がとれません。
- 現在設置されている両替機に比べ、高額紙幣の収受が可能な両替機(運賃箱)はとても高額です。利便性の向上は大切ですが、費用対効果も考慮する必要があります。
このように、現段階では両替機(運賃箱)の改善は困難な状況ですので、何卒ご理解ください。
なお、「ぐるりん」を含む県内の路線バスの多くでは、群馬県共通の「バスカード」がご利用いただけます。普段からバスを利用されるのであれば、現金でのお支払いよりもお得ですし、小銭のご用意が不要になりますので是非ご利用ください。また、「Suica」などの交通系ICカードの導入については費用面でかなり厳しい課題ですが、利便性向上と利用促進の観点から研究してまいりたいと考えております。
追記
令和5年1月28日より、市内循環バス「ぐるりん」等の路線において、交通系ICカードが運賃のお支払いの際にご利用いただけるようになりました。バス車内で小銭の用意や両替の手間がなくなり、より便利にバスへお乗りいただけるようになります。
問い合わせ先
回答内容についてのご意見・ご質問は、こちらへご連絡ください。
担当:地域交通課(電話027-321-1231)