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ぐるりんバス観音山線停留所の名称について(平成31年3月)
このページでは、これまで寄せられたご意見とそれに対する回答を紹介しています。
市への意見・提言について(市民生活課のページへリンク)
ご意見や回答内容は、回答当時のものです。
意見・提言
高校時代まで高崎で過ごした元市民です。昨日両親の墓参りのため八幡霊園に出向いた機会に、まだ歩いたことのない石原町の小坂山(標高181.6メートル)から清水寺経由で白衣観音まで散策したのですが、小坂山に登るための最寄りのバス停が「大坂山入口」となっていて戸惑いました。「小坂山入口」とすべきではないかと思いましたが、どんな経緯があって現在の停留所名になっているのかご教示願えますか。
男:80代 以上:市外在住
回答
「大坂山入口」停留所は、民間のバス事業者が運行する路線バスの停留所として以前から設置されておりました。バス事業者に問い合わせましたところ、当該路線は戦前から運行しており、「大坂山入口」停留所は遅くとも昭和40年頃までには設置されていたようですが、名称の根拠までは確認できませんでした。
市内循環バス「ぐるりん」としては、平成24年の観音山線の経路変更に伴い停留所を新設しています。既設停留所への併設であったため、「大坂山入口」の名称をそのまま採用しています。
一方で、高崎市史第3巻(昭和43年発行)の「片岡郡誌」の項には、石原村(当時)の山として「魚坂山」の記述があります。これが現在の「小坂山」で、「御肴山」と表記されることもあったようです。
これらから推測しますと、山そのものの呼称が統一されていなかった時期に、「うおさかやま」が「おおさかやま」として「大坂山入口」の名称に使用されたのではないかと思われます。
今後の取扱いにつきましては、数十年にわたり利用されて地域に定着しておりますので、引き続き「大坂山入口」の名称を使用してまいりたいと考えております。
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担当:地域交通課 (電話027-321-1231)