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こども発達支援ガイド Poco a poco ~ポコ ア ポコ~
「こども発達支援ガイド Poco a poco~ポコ ア ポコ~」は保護者や関係者向けの冊子です。
「Poco a poco」とは、音楽用語で「少しずつ」という意味です。
「音楽のある街・高崎」であることから、それぞれ違う個性を持ちながら、少しずつ、確実に成長し、やがてすばらしい音色を奏でる子どもたちをイメージして作成しました。
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冒頭より
この「Poco a poco」は、乳幼児から中学生まで、お子さんを育てていらっしゃるご家族や子どもたちに関わっている周囲の皆さんが、子どもたちの個性を知り、自信を持って関われるようにと、応援するパンフレットです。
子どもたちは10人いれば10とおりの育ち方があります。
バイオリンにはバイオリンの、フルートにはフルートの音色があるように、みんな違う個性を持って生まれてきます。
でも、子どもたちは最初から自分の個性をうまく表現できない場合があります。
ボクだってみんなと同じようにうまくなりたい!楽しくあそびたい!と思っていても、なかなかうまくいかなかったり、困った子と誤解を受けて困っていることがあります。
そんなとき、子どもたちはさまざまなSOSのサインを出してくれます。
しかし、時にそのSOSのサインはとてもわかりずらいことがあります。
そのため、家族や周囲の大人たちは、どう対応したらいいのだろう?、どうもうまく関われない、自分なりに子育てをしているけれどこのままで大丈夫だろうか、と不安になることもあるでしょう。
そのようなとき、このパンフレットを開いてみてください。
そしてもっともっとお子さんのことを知りたいと思われたら、こども発達支援センターを訪ねてください。
お子さんのいいところをどんどん探し、もっているステキな力を伸ばすことができるよう、SOSのサインを理解するヒントやそれに合わせた関わりについて一緒に考えましょう。
きっと、皆さんがやってこられた毎日の生活の中にうまくいくヒントがあるはずです。
「Poco a poco」とは、「少しずつ」という意味です。
子どもたちはゆっくり少しずつ、でも確実に成長していきます。
そして、お子さんの個性が花開くとき、お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんから受け継いできたステキな音色を奏でることでしょう。
「Poco a poco」少しずつ、でも確実に。