本文
コロナ禍での園児へのマスク着用義務の疑問(令和3年2月)
このページでは、これまで寄せられたご意見とそれに対する回答を紹介しています。
市への意見・提言について(市民生活課のページへリンク)
ご意見や回答内容は、回答当時のものです。
意見・提言
新型コロナの感染症対策として園児にマスクの着用を義務付けている事に関して疑問があります。
室内で過ごす場合のマスクの着用はある程度は仕方ないと思いますが(保護者としては室内でもしてほしくありません。生涯の免疫獲得に重要な年齢です)、外遊びの際にマスクの着用を義務付けている事に関しては如何なものでしょうか?
- まず、マスクについては感染防止の効果がありません。
- また、着用による酸素濃度の低下、それが原因で脳への酸素の供給量が減り脳機能の低下に繋がります。
- 長時間のマスクの着用による、マスクの細菌・ウィルスの増殖で常に不衛生です。
医療従事者でない一般人がマスクを触らないように気をつける事は不可能です。
ましてや幼児は言い聞かせてもとても難しいです。
この事から、外遊びでの園児のマスクの着用はなるべく控えるよう通達していただきたいです。
大人ですらマスクを着用しての低負荷の運動(階段の上り下り等)でも息切れしてしまいます。
子供の体ではもっと負荷がかかっているのではないでしょうか?
また、感染予防はマスクではなく、もっとも重要なことは免疫力を上げることです。
日光に当たらせ、新鮮な空気を吸わせる事が重要だと思います。
これは一般人の意見なので、医療関係者からのご意見も参考になさって下さい。
市内在住
回答
保育所等における児童のマスク着用については、子どもの年齢や一人ひとりの発達の状況を踏まえる必要があること、また熱中症予防対策としても、市として一律にマスクを着用することは求めておりません。
とくに、低年齢児については、マスク着用によって熱がこもり熱中症のリスクが高まるほか、顔色や表情の変化など、体調異変への気づきが遅れたり、心臓への負担が大きいなど、健康に過ごす上でのリスクも指摘されているところです。このようなことから、児童のマスクの着用については、施設長の判断もあるものの、当然その前提として、子どもの発達に応じた判断を行うとともに、いわゆる「3密」等を考慮し、活動や場面に応じて適切に対応する必要があると考えております。
なお、現在保育所等をご利用されていて、当該保育所等の児童のマスク着用に関しご意見や改善のご希望があるとすれば、本市からおつなぎすることも可能ですので必要に応じてご連絡いただければ幸いです。
この度は貴重なご意見をいただきありがとうございました。
追記
厚生労働省よりのお知らせ
これまで屋外では、マスク着用は原則不要、屋内では原則着用としていましたが、令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。
本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、ご配慮をお願いします。
問い合わせ先
回答内容についてのご意見・ご質問は、こちらへご連絡ください。
担当:保育課(電話027-321-1246)