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高崎市の児童虐待対策について(令和3年6月)

ページID:0003214 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

意見・提言

私は高崎で生まれ育ち、現在は高崎市で子育て奮闘中の主婦です。慣れない子育て、家事、育児に目まぐるしいながらも日々子どもの成長を楽しんでおります。

今般、世間では児童虐待事案で心を痛む報道が相次いでおり、残念ながらここ高崎市でも全国報道されるような児童虐待事案が発生していることに大変心を痛めております。

そこで高崎市の児童虐待への姿勢や方向性についていくつかの疑問と提案があります。

*広報高崎によると、高崎市独自の児童相談所を設立に向けていると記載がありましたが、現地点で設立に至らないのは何故でしょうか?設立に向けて何が弊害となっているのでしょうか?

*現在、高崎市の管轄である西部児童相談所とは100パーセント連携は取れていますか?
西部児童相談所がプライバシーを重視するあまりに他の行政機関との連携不足を強く感じました。

*子供に児童虐待について教育する機会やこまめなアンケートは実施していますか?
そもそも子供自身が虐待やネグレクトを理解して無い為、発覚が大幅に遅れていることも要因の一つでは無いかと思われます。また、子供からS O Sを受け付けるダイヤルやアンケートをして、小さな声をキャッチする対策は具体的に何かされていますか?

女:30代:市内在住

回答

日頃より、本市の児童福祉施策へご理解、ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。

いただきましたご質問について、次のとおり回答いたします。

まず、児童相談所設立についてですが、本市は、令和2年度から、本市独自の児童相談所の設置に向けた検討を行っております。場所選定、人員確保等、課題は多々ありますが、先進自治体へ職員の派遣等を行い、児童相談所設置のための調査、研究を進めております。

次に、西部児童相談所との連携についてですが、要保護児童等に連携して対応する枠組みである、高崎市こどもを守る地域協議会(要保護児童対策地域協議会)を中心とし、群馬県西部児童相談所、群馬県警察等、関係機関と連携しながら、それぞれの事案に対応しております。

最後に、子どもからの声をキャッチする対策についてですが、本市では、毎年11月にオレンジリボンキャンペーンを実施し、児童虐待防止を啓発しております。

また、学校において、子どもが気軽に相談できるこどもホットライン24などの相談窓口を周知したり、虐待についてS O Sを出すことの必要性について伝えるなどの取組をしております。そのほか、なにか嫌なことがあるか記入できる毎月のアンケート、日々の生活ノート等を通じて、子どもたちのS O Sをキャッチする仕組みを整えております。

本市は、これからも児童虐待の根絶へ向け全力で取り組んでいく所存でございますので、今後ともご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

この回答内容についてのお問い合わせ

担当:こども救援センター(電話027-321-1315)

回答内容や担当は、回答当時のものです。