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高崎市の中学校での部活動について(令和元年8月)

ページID:0003217 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

意見・提言

前年度終わり頃、部活動ガイドラインを守っていないということで、国、県からの補助金が認められませんでしたよね?
それについて、高崎市としては税金で補うとのことでしたが、大切な税金をそのようなことに使ってほしくはありません。
成長期にある子ども達の心身の健康を考えられて作られたガイドラインを無視して守らない。それを注意するどころか、市が率先して部活をもっとやれ、というように煽っているように感じます。
高崎市はガイドラインを守らない自治体だと、県内、いえ全国で有名になっています。(SNSを見てください)
もし、ガイドラインを守らずに子ども達に何かあった場合は市が責任を取るということでよろしいのでしょうか?
また、子ども達にはルールは守らなくてもいいんだと伝えているようなものですが、その辺はどのようにお考えなのでしょうか?
各学校に任せている、ではなく、市としてどのように考え、どのように各学校に指導していくお考えなのかお聞かせ下さい。
※こういった意見をすることで私や家族に、何か不利益が生じるのではないかと不安に感じていますが、勇気を振り絞ってメールさせて頂きました。

女:30代:市内在住

回答

ご連絡ありがとうございます。

ご案内のように、中学校の部活動につきましては、文部科学省 中学校学習指導要領第1章・総則・学校運営上の留意事項において、「教育課程外の学校教育活動と教育課程の関連が図られるように留意するものとする。特に,生徒の自主的,自発的な参加により行われる部活動については,スポーツや文化,科学等に親しませ,学習意欲の向上や責任感,連帯感の涵養等,学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものであり,学校教育の一環として,教育課程との関連が図られるよう留意すること。その際,学校や地域の実態に応じ,地域の人々の協力,社会教育施設や社会教育関係団体等の各種団体との連携などの運営上の工夫を行い,持続可能な運営体制が整えられるようにするものとする。」と記されております。

このようなことにより、高崎市教育委員会としては、学校の教育活動を量的に一律、また画一的に強制することは適切ではないという考えにたち、昨年(平成30年8月)、「部活動は、好ましい人間関係の構築を図り、学習意欲の向上や自己肯定感、責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものであり、その教育的な意義には大変大きなものがある。各学校においては、部活動の果たす重要性や生徒の実態を踏まえ、また、行き過ぎた指導や弊害等が生じないようにすることにも配慮しつつ、適切に部活動を推進することとする。」という指針を示しました。

また、適切な部活動の推進に向けて、各学校の実情に合わせた教育的な識見に委ねることとしており、生徒の健康管理や職員の負担軽減を考慮し、休養の大切さや合理的な部活動の運営についても指導しているところであります。

各中学校では、市の指針を受け、学校の教育活動としての部活動を、校長の責任のもとに、顧問教諭が生徒や保護者の意向を踏まえ、健全な心と身体を培うことや豊かな人間性を育むためのバランスのとれた適切な部活動の運営に努めております。

今後も、各学校と連携し、行き過ぎた指導や弊害等が生じないよう、努めていきたいと考えております。

この回答内容についてのお問い合わせ

担当:健康教育課(電話027-321-1294)

回答内容や担当は、回答当時のものです。