ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政 > 広聴 > 市への意見提言 > 高崎城復興復旧について(令和3年1月)

本文

高崎城復興復旧について(令和3年1月)

ページID:0003510 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

意見・提言

高崎城復旧工事の企画をしてください。

20代:市内在住

回答

このたびは大変貴重なご意見をいただき誠にありがとうございます。

高崎城には、天守閣に相当する三階の櫓(やぐら)をはじめ、他に4棟の櫓があったほか、堀や土塁が残っていました。明治時代の前半には、櫓は取り壊されるか売り払われ、土塁や堀も三の丸以外は崩されたり埋め立てられてしまいました。

このように高崎城にあった多くの建物や遺構は残らなかったわけですが、櫓のうちの一つである乾(いぬい)櫓(やぐら)は市内の農家に移築されていたものが昭和51年には音楽センター脇に復元され、県内唯一の城郭建築として県の重要文化財に指定されています。また、三の丸堀と土塁は市史跡に指定され、保存されています。この他、二ノ丸堀と本丸堀をつなぐ石を用いた水路が発掘調査で発見されて、中央図書館前に移築されています。

高崎城があった場所は広大で、すでに様々な形で土地利用がなされているため、全面的に復元するのは現実的ではありません。乾櫓や三の丸堀・土塁のように残ってきたものから、高崎城についての理解を深めていただければ幸いです。

この回答内容についてのお問い合わせ

担当:文化財保護課(電話027-321-1292)

回答内容や担当は、回答当時のものです。