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高齢者の肺炎球菌(定期接種)
高齢者の肺炎球菌予防接種は、平成26年10月から定期接種となりました。
これまでは、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方等を対象に実施していましたが、これは国が予防接種法で定めた特例措置であり、この特例措置は令和5年度で終了し、令和6年度からは「接種当日に65歳の方のみ」が対象となります。
対象の方が定期接種として公費の助成を受けられるのは、65歳になってからの1年間のみに限られます。定期接種を希望される方は必ずこの期間に受けてください。
定期接種の対象年齢外の方でも、一部補助が受けられる可能性がありますので、高齢者の肺炎球菌(任意接種)をご確認ください。
注意:対象は、国の基準により、これまでに一度も同ワクチンを接種したことのない方に限ります。通知が届いた方であっても、接種歴のある方は対象外となります。ご了承ください。
高齢者の肺炎球菌ワクチン
肺炎は、死亡原因の上位にあり、肺炎球菌はその原因の一因です。年齢が上がるごとに死亡のリスクが高まり、肺炎による死亡者の約98%は65歳以上の高齢者です。
肺炎球菌ワクチンを接種しておくと、肺炎球菌感染症の約70%に予防効果が期待できます。また、発病しても症状の悪化を抑え、合併症を予防することが期待されています。健康な人では、少なくとも接種後5年間は効果が持続するとされており、インフルエンザのように毎年接種する必要はありません。
ワクチンの種類 | 成人用肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン) |
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回数 | 1回 |
自己負担額 | 2,000円(対象者で、生活保護や中国残留邦人等の支援を受けている人は無料) |
予防接種を受けられる市内の医療機関(※) | 高齢者の肺炎球菌・インフルエンザ・新型コロナウイルス予防接種実施医療機関一覧 |
※市外(県内)で接種希望の方は、受け入れ可能な医療機関か確認しますので事前にお問い合わせください。
県外で接種希望の方は、手続きが必要ですので事前(接種希望日の2週間程前まで)に保健予防課までご連絡ください。
対象者
令和6年度から定期接種対象者が変わりました。
- 65歳の方(65歳の誕生日から66歳の誕生日を迎える前日まで)
※昭和33年4月2日~昭和34年4月1日生まれの人は、令和6年度に入ってからも66歳の誕生日の前日まで定期接種の対象期間となります。 - 接種当日に満60歳以上65歳未満で心臓、じん臓、呼吸器、免疫の機能で身体障害者手帳1級、または同程度の障害があると医師が判断した人
※23価肺炎球菌を初めて接種する方が対象です
接種に必要なもの
- 健康保険証
- 該当者の各家庭に郵送された予防接種番号用紙(対象者宛の通知文)
※紛失・破損等の際はお問い合わせください。
高齢者肺炎球菌予防接種の個別通知について
定期接種対象者の方へは、65歳の誕生日の翌月初めに通知を発送します。