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7月28日は肝炎デー、7月28日から8月3日は肝臓週間です
毎年7月28日は世界・日本肝炎デーです。国はこの日を含む月曜日から日曜日を「肝臓週間」と定めており、今年は7月28日から8月3日となっています。
この機会に肝疾患についての知識を深め、予防や治療に関する正しい知識を身につけましょう。
ウイルス性肝炎とは
ウイルス性肝炎とは、肝炎ウイルスに感染して肝臓の細胞が壊れていく病気です。
この病気になると、徐々に肝臓の機能が失われていき、ついには肝硬変や肝がんに至ることもあります。
B型・C型肝炎ウイルスは、血液から感染します。B型・C型肝炎ウイルスの患者・感染者は、合わせて300万人を超えていると推定され、国内最大級の感染症とも言われています。
肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、自覚症状のないまま病気が進行してしまいます。そうなる前に、肝炎ウイルス検査を受けましょう。
肝炎ウイルスに感染していても、適切な健康管理・治療で悪化を防ぐことができます。
感染がわかったら
肝炎ウイルスに感染していたとしても、肝臓の状態は人によってさまざまです。まずは専門医に相談しましょう。
群馬県では、肝炎患者のインターフェロンフリー治療や核酸アナログ製剤治療に関する医療費の一部について、負担額を軽減するための助成を行っています。
詳しくは、B型ウイルス性肝炎やC型ウイルス性肝炎等の治療にかかる医療費の助成について(群馬県)<外部リンク>をご覧ください。
検査を受けるには
肝炎ウイルスに感染しているかどうかは、血液検査で調べることができます。
高崎市保健所が実施している検査には、以下のものがあります。
肝炎ウイルス検診
今までに検査を受けたことがない、高崎市内在住の40歳~75歳までの方が対象です。検査対象の方には、4月に「健康づくり受診券(肝炎ウイルス検診と印字されたもの)」が郵送されていますので、そちらを持って実施医療機関で検査を受けてください。
詳しくは、個別検診についてをご覧ください。
問い合わせ先は、健康課 健康づくり担当(027-381-6114)です。