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災害時のペットの防災対策について

ページID:0043335 更新日:2024年8月29日更新 印刷ページ表示

災害時にペットと一緒に避難し、避難先で適正にペットを管理するため、事前に準備をしておきましょう。

日頃の備え

健康管理

避難先では他の動物と一緒に過ごすことや、慣れない環境で過ごすことによるストレスから体調を崩す場合があります。感染症のまん延を防ぎ、ペットの健康を守るためには日ごろの健康管理が大切です。体を清潔に保ち、狂犬病予防接種(犬)や混合ワクチン接種のほか、ノミなどの外部寄生虫の駆除をしっかり行いましょう。

しつけ

緊急時、すみやかに避難するために日ごろから基本的なしつけをしておく必要があります。
また、避難所の慣れない環境で興奮することがあります。ケージやクレートに入れる練習や、知らない人がいてもおとなしくいられるよう慣らしておきましょう。

犬しつけ猫しつけ
※出典:環境省『人とペットの災害対策ガイドライン』

所有者の明示

ペットと離れ離れになっても飼い主が分かるように首輪に迷子札を付けておきましょう。犬には鑑札と狂犬病予防注射済票を付けましょう。身元表示はペットの救援を行う側にとっても重要な情報となります。

防災用品の備え

避難先に連れていくペットのための防災用品を備蓄しておきましょう。特に、災害発生直後は物資が手に入りづらい状況になる可能性があります。普段食べなれているもの等を最低5日分は準備し、すぐに持ち出せるよう、取り出しやすい場所に保管してください。

備えておくもの
□フード、水
□トイレ用品(トイレシート、猫砂、新聞紙等)
□ケージ、キャリーバッグ
□首輪、リード
□常備薬
□おもちゃ等

ペットとの避難について

災害発生時に自宅で生活できない場合や、親戚や知人に預けられない場合、以下のような避難先があげられます。
※自宅での生活が継続可能な場合は、避難所への避難は必要ありません。

指定避難所の場合

災害時にペットを連れて同行避難して良いこととなっていますが、指定避難所の場合、建物内への持ち込みは原則禁止としています。
※補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)については例外的に建物内への同伴を認めています。

同行避難してきたペットについては、避難所ごとに定められた屋外飼育場所での飼育をお願いします。
飼育場所ではケージやクレートに入れ管理をお願いします。
また、餌やりや飼育場所の清掃は、飼い主が責任を持って行い、鳴き声や臭いなどの苦情、ペットによる他の避難者への危害防止に努めましょう。

車中避難場所の場合

ペットと過ごす手段のひとつに、車中泊も選択肢として考えられます。
ただし、車中泊の場合、飼い主がエコノミークラス症候群や熱中症を発症する恐れがありますので、適度な運動や十分に体を伸ばして睡眠できる環境の確保、遮光や換気などの対策が必要になります。また、ペットも熱中症になるため、ペットだけを車内に残すときは、温度に注意し、十分な飲み物を用意しておく必要があります。長時間、車を離れる場合はペットを車外でリードにつなぐなど、安全な飼育場所に移動させましょう。

高崎市車中避難場所一覧

参考

環境省 『人とペットの災害対策ガイドライン』<外部リンク>