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聖石について(令和元年7月)
このページでは、これまで寄せられたご意見とそれに対する回答を紹介しています。
市への意見・提言について(市民生活課のページへリンク)
ご意見や回答内容は、回答当時のものです。
意見・提言
烏川三石なる石があることを最近知り訪ねてきました。
川籠石、赤石は川の中にあり姿をとどめていますが(見るのは大変でした)聖石は河川敷にあり鳥居があるので辛うじて場所がわかる状態でした。
石自体は結構大きな物(昔の写真)で、いろいろと謂れのある石なので、大切に後世に伝えていってほしいと思います。
高崎の貴重な文化財だと思うのですがただの石ですか?りっぱな公園もできています。聖石もその一部に加えてほしいです。
60代:市内在住
回答
聖石、川籠石、赤石のいわゆる烏川三石は、新編 高崎市史(通史編1 原始 古代 79ページから82ページ)にも掲載されておりますとおり、浅間山の噴火に関係した岩石で、約2万年前の浅間山の大崩壊で発生した前橋泥流によって現在の場所まで運ばれてきたものと考えられております。平成13年の聖石橋下流の河川工事の際に現われた地層の調査からは、聖石は数百年間移動はなかったらしいとのことが分かっています。
現在、この三石は、指定文化財とはなっておりませんが、その価値は認識しているところでございます。
今後も、高崎市に存在する歴史史料を大切に守っていきたいと考えておりますので、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。
問い合わせ先
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担当:文化財保護課(電話027-321-1292)