ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政 > 広聴 > 市への意見提言 > 聖石について(令和元年7月)

本文

聖石について(令和元年7月)

ページID:0004834 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

意見・提言

烏川三石なる石があることを最近知り訪ねてきました。川籠石、赤石は川の中にあり姿をとどめていますが(見るのは大変でした)聖石は河川敷にあり鳥居があるので辛うじて場所がわかる状態でした。

石自体は結構大きな物(昔の写真)で、いろいろと謂れのある石なので、大切に後世に伝えていってほしいと思います。

高崎の貴重な文化財だと思うのですがただの石ですか?りっぱな公園もできています。聖石もその一部に加えてほしいです。

60代:市内在住

回答

このたびは貴重なご意見をいただき大変ありがとうございます。

聖石、川籠石、赤石のいわゆる烏川三石は、新編 高崎市史(通史編1 原始 古代 79ページから82ページ)にも掲載されておりますとおり、浅間山の噴火に関係した岩石で、約2万年前の浅間山の大崩壊で発生した前橋泥流によって現在の場所まで運ばれてきたものと考えられております。平成13年の聖石橋下流の河川工事の際に現われた地層の調査からは、聖石は数百年間移動はなかったらしいとのことが分かっています。

現在、この三石は、指定文化財とはなっておりませんが、その価値は認識しているところでございます。

今後も、高崎市に存在する歴史史料を大切に守っていきたいと考えておりますので、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

この回答内容についてのお問い合わせ

担当:文化財保護課(電話027-321-1292)

回答内容や担当は、回答当時のものです。