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学童保育の実情に応じた対策を(令和6年10月)
このページでは、これまで寄せられたご意見とそれに対する回答を紹介しています。
市への意見・提言について(市民生活課のページへリンク)
ご意見や回答内容は、回答当時のものです。
意見・提言
公立学童の運営を法人や企業に委託するなど仕組みを変えて、学童の数を増やしていただけないでしょうか。
来年度小学校に入学する子どもがいます。私も夫も働いているため、学童保育にお世話になる予定です。
しかし、入学する予定の学童は常に定員がいっぱいらしく、必ず入れるとは限らないそうです。民間学童も検討していますが、通う予定の小学校から利用できる民間学童はほとんどなく、また利用料が高額であり、家計を圧迫することは避けられないと思います。
高崎市は、幼児期の支援については拡充されてきていると感じますが、学齢期の子どもたちや保護者に対する支援、学童保育の現状についても目を向けていただきたいです。学童に入らなければ仕事を続けることができず、仕事を続けていても利用料が高額では、収入の大きな割合を占めることになります。
共働き世帯がこれだけ増加した現代社会において、地域の人々だけで子どもたちを見守り育てるのは限界があるのではないでしょうか。公立学童の運営に携わる保護者もまた仕事をしているからです。企業や法人に積極的に委託して民間学童を増やしたり、公立学童の運営方法を高崎市で統一したり、実情に応じた対策を早急にしていただけないでしょうか。
高崎市で子どもを育てながら仕事をしていくことが本当にできるのかと大きな不安を感じています。安心して子育てしながら働くことができる環境にしていただきたいです。
女:30代:市内在住
回答
本市の放課後児童クラブは「地域の子どもは地域で育てる」という観点や個々のクラブの実情に合わせた運営に取り組んでいただき易いことなどから、原則として地域の関係者や保護者等で組織された運営委員会への委託により運営しており、各クラブにおける入所児童の決定など、利用に関することについては各クラブの運営委員会において決定していただいております。各クラブでは定員も設定されておりますが、本市といたしましては、就労等により児童の預かりを必要としている保護者を支援するため、定員等にとらわれ過ぎることなく、可能な限り柔軟に児童を受け入れていただくようお願いしているところです。
また、利用児童数の大幅な増加により施設が手狭になり、クラブ増設の必要が生じる場合は、近隣の空き家や賃貸施設の活用をはじめ、地域の皆様からのご要望に応じて施設の拡充整備も行っておりますが、今後の児童数見込みなどを含めて総合的に判断させていただいております。
今後もより多くの児童が利用できるよう、各クラブと連携して事業を推進してまいりたいと考えておりますので、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
問い合わせ先
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担当:こども家庭課(電話027-321-1316)