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地場産食材の活用
地産地消の動き
食の安全が叫ばれる中、全国各地で「地産地消(地域の生産物を地域で消費<食べる>する)」の動きが高まりを見せています。高崎市の学校給食でも、平成8年から、学校栄養士会が中心となって、地場農産物の学校給食への活用を行っています。
なぜ地場産食材が良いのか
- 新鮮な食材が利用できる
- 生産者の顔が見えるため、安心して食材が利用できる
- 委託農家に協力してもらい、農産物の観察や収穫など児童・生徒の体験学習に活用できる
- 減農薬、減化学肥料栽培など、より安全な食材の提供を(委託農家に)お願いできる
地場産農家で作られた野菜
課題
1.一部の農産物にしか対応できていない
今後は、多種多彩な野菜を活用するため、多様な種類の栽培を委託農家に要請したり、農業関係団体などと協力し、他の野菜を栽培する農家と新たに契約するなどの方法を検討したい。
2.一部の食材は市内すべての学校・園には届けられない
学校への納入を契約農家に委託していることもあり、生産農家が限定されている食材は、その農家が市内すべての学校へ配達することはできない。今後は、市内の東西南北等適切な場所に(多様な種類の)生産者を確保する必要がある。