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中山間地域等直接支払交付金
概要
中山間地域等直接支払制度は、耕作放棄地の増加等により多面的機能の低下が特に懸念されている中山間地域等において、多面的機能の維持・増進を一層図るため、自立的かつ継続的な農業生産活動等の体制整備に向けた前向きな取組等に対する支援を行うものです。中山間地域などの農業生産条件が不利な地域において、5年間以上農業を続けることを約束した農業者の方々に対して、交付金を交付するもので、集落協定または個別協定に基づいた農業生産活動等を対象としています。
集落協定は、農業生産条件が不利な農地が1ヘクタール以上あるところで、その農地を所有したり耕作したり、同じ水路や農道を管理する方々がまとまって結ぶ協定で、農地や水路・農道を5年間にわたって適切に守っていくことが必要となります。また、地域を良くしていく活動(多面的機能を増進する活動)を行っていくことが必要とされます。
令和5年度実施状況
協定農用地の基準別の面積
- 田(急傾斜):419,482平方メートル
- 田(緩傾斜):534,093平方メートル
集落協定締結数、個別協定締結数及び各集落等への交付額
集落協定
- 倉渕地域:14集落・6,320,304円
- 箕郷地域:3集落・3,076,600円
- 榛名地域:3集落・1,068,580円
個別協定
該当なし
農業生産活動等の実施状況
活動内容 | 具体的な取り組み |
---|---|
耕作放棄の防止等の活動 | 賃借権設定・農作業の委託 農地の法面管理 柵、ネット等の設置 等 |
水路、農道等の管理活動 | 適切な施設の管理・補修(泥上げ、草刈り等) |
国土保全機能を高める取組 | 周辺林地の下草刈 土壌流亡に配慮した営農 等 |
保健休養機能を高める取組 | 景観作物の作付け 等 |
自然生態系の保全に資する取組 | 堆きゅう肥の施肥 等 |