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伝染性紅斑(リンゴ病)にご注意ください

ページID:0066879 更新日:2025年6月30日更新 印刷ページ表示

2025年第15週(4月7日から13日まで)に群馬県における1定点医療機関あたりの患者報告数が警報発令の基準値2.00人を超えたため、伝染性紅斑の警報が発令されました。

伝染性紅斑(群馬県ホームページ)<外部リンク>

高崎市では、2025年第25週(6月16日から22日まで)の1定点医療機関あたりの患者報告数が6.60人と、例年より高い水準で報告数が推移しています。

高崎市における伝染性紅斑報告数の推移

妊娠中に伝染性紅斑にかかると、流産や胎児の異常が生じることがあるため、特に注意が必要です。

伝染性紅斑(リンゴ病)とは

  • ヒトパルボウイルスB19を原因とし、小児を中心にみられる発しんが特徴の感染症です。
  • 両頬がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることもあります。
  • 患者の咳やくしゃみなどのしぶきによって感染します(飛沫感染または接触感染)。
  • 約10日から20日の潜伏期間(感染してから症状がでるまでの期間)の後、微熱やかぜなどの症状がみられ、その後、頬に境界鮮明な紅い発しんが現れます。続いて、手や足に網目状・レース状の発しんが広がります。発しんは1週間程度で消失します。
  • 成人では関節炎や頭痛などの症状が出ることがあります。
  • 発しんが出現する前の期間にウイルスの排出が最も多く、発しんが現れたときにはウイルスの排出はほとんどなく、感染力もほぼ消失しています。

うつさない・うつらないために

  • ヒトパルボウイルスB19はアルコールが効きにくいため、石けんによる手洗いを行いましょう。
  • 症状があるときは、マスクを着用しましょう。

妊娠中または妊娠の可能性がある方へ

  • 妊娠中に感染すると、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産が生じる可能性があります。
  • 周囲に伝染性紅斑の患者がいる場合や、保育園などで流行がみられる場合には、注意が必要です。
  • かぜ症状がある方との接触をできるだけ避けましょう。

関連情報リンク

伝染性紅斑(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>

伝染性紅斑(国立健康危機管理研究機構ホームページ)<外部リンク>