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火打金ほか13品目(民俗資料)
高崎市にある指定文化財 市指定
火打金ほか13品目(民俗資料)
ぬで島(ぬでじま:「ぬで」は「木偏に勝」)家は「吉井の火打金」を13点所蔵している。この火打金は吉井宿の特産品で江戸時代から明治30年頃まで製造販売されていた。
所蔵する火打金は、ネジリ型(携帯用)が4点。短冊形が1点。携帯用セットが3点。カスガイ型が4点。火打鎌が1点。この鎌は通常火打金として使用しているが護身用として内側に鎌の刃が付いている。その他、火打金の価格表がある。これらの吉井の火打金は民俗資料として価値のあるものである。
ぬで島家は吉井藩の代官を三代務めた家系で、数多くの古文書・書籍・武具・馬具・刀剣・什器・民俗資料が所蔵されている。島高堅自記・多胡旧記他80品目は市指定の文化財になっている。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要有形民俗文化財
- 名称:火打金ほか13品目(民俗資料)(ひうちがねほかじゅうさんひんもく(みんぞくしりょう))
- 指定年月日:昭和57年3月24日