本文
吉田家住宅和泉庄御殿
高崎市にある登録文化財 国登録
吉田家住宅和泉庄御殿外観
吉田家住宅和泉庄御殿は、かつて油類などを扱った大商店の屋敷です。この建物は昭和2(1927)年に10年の歳月をかけて完成されました。
かつては田町の街中にありましたが、高層ビルなどによる湿気の影響を考えて、現在の地に建物・植木を含めて全面移築しました。
戸袋には彫刻が施されており、2階に取り付けられた高欄の先端が反りあがっていたりと、寺社建築に独特の技法が随所に見られ、これらの技法を建物全体の調和を乱すことなく一般建築の中に取り入れていることにその特色を見ることが出来ます。
文化財情報
- 指定種別:国登録有形文化財
- 名称:吉田家住宅和泉庄御殿(よしだけじゅうたくいずしょうごてん)
- 指定年月日:平成12年10月18日