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旧群南村役場庁舎(高崎市歴史民俗資料館)
高崎市にある登録文化財 国登録
旧群南村役場庁舎(高崎市歴史民俗資料館)
旧群南村役場庁舎は、高崎市東部の利根川と井野川に挟まれた平野部に位置し、現在の関越自動車道と北関東自動車道のジャンクションの西側に所在する。
群南村は、群馬郡に所在した自治体で、昭和31年(1956)に京ヶ島村と滝川村が合併して誕生した。その後、昭和40(1965)年に高崎市と合併し、市の一部となった。
当初の群南村役場は旧京ヶ島村役場(現高崎市島野町)を使用していたが、昭和33年(1958)に現在の高崎市上滝町に庁舎(今回登録対象)を新築し、高崎市と合併した昭和40年まで役場庁舎として使用された。建物は、高崎市と合併してから高崎市群南支所及び公民館として使用され、昭和53年(1978)からは高崎市歴史民俗資料館となり、現在に至る。
当建造物は、鉄筋コンクリート造の役場庁舎や学校建物が建てられ始めた時期にもかかわらず、木造で建築されている。現在では、木造の庁舎で現存するものは県内でも少なく、改修の少ないことも含めて貴重な存在であり、木造役場庁舎の様相を伝える好例である。
詳しくは、次のパンフレットをご覧下さい。
国登録有形文化財旧群南村役場庁舎(高崎市歴史民俗資料館)パンフレット(PDF形式 1.6MB)
文化財情報
- 指定種別:国登録有形文化財
- 名称:旧群南村役場庁舎(高崎市歴史民俗資料館)(きゅうぐんなんむらやくばちょうしゃ(たかさきしれきしみんぞくしりょうかん))
- 指定年月日:令和2年8月17日
- 所在地:高崎市上滝町