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令和5年度 ミニ企画展 「高崎市のハニワ1 - 館蔵資料を中心に」
観音塚考古資料館は、ミニ企画展「高崎市のハニワI~館蔵資料を中心に~」を開催します。
群馬県の古墳の特色の1つとして、墳丘を飾る埴輪があります。小規模な円墳から大規模な前方後円墳まで、多くの古墳に質量共に豊富な埴輪が立てられていることです。また、西日本では6世紀には埴輪の製作が衰退していきますが、群馬県では埴輪の生産が盛んになり、個性豊かな埴輪文化が形成されています。その中でも高崎市は、「埴輪王国群馬」を代表する市の1つと言っても過言ではないと思います。
今回の企画展では、これまでに発掘調査などで高崎市内から発見されている埴輪のうち、当館で所蔵する6世紀代を中心とする埴輪を展示します。高崎市指定重要文化財の「山名原口2遺跡出土・歯のある埴輪」や山名土合古墳群出土の埴輪など、表情豊かな埴輪たちをお楽しみください。
問い合わせは、同館(電話:027-343-2256)へ。
会期
4月5日(水曜日)~11月12日(日曜日)
(好評につき、会期が11月12日(日曜日)まで延長となりました)
開館時間
午前9時~午後4時
休館日
月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)
入館料
一般100円、高・大学生80円、65歳以上と中学生以下は無料