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令和3年度 ミニ企画展 八幡台地の遺跡2 「若田坂上遺跡」
観音塚考古資料館は、ミニ企画展 八幡台地の遺跡2「若田坂上遺跡」を開催しています。
平成26年から平成30年にかけて発掘調査された若田坂上遺跡(わかたさかうえいせき)は、高崎市若田町字坂上に所在する、縄文時代から奈良時代にかけての複合遺跡です。
検出された主な遺構は、縄文時代・弥生時代・古墳時代・奈良時代の竪穴建物、弥生時代の礫床墓(れきしょうぼ)、古墳などです。
これらの遺構からは、各時代の特色を示す出土品も多く検出されています。その中で、弥生時代の礫床墓の1基から発見された鉄釧(てつくしろ)や人形土器(ひとがたどき)は群馬県内でも貴重なもので、他の礫床墓から出土した石鏃(せきぞく)や弥生土器と一括し、高崎市指定重要文化財となりました。
今回のミニ企画展では、市指定重要文化財を含む各時代の主な出土品を展示し、新たに発見された若田坂上遺跡の概要を紹介するとともに、遺跡のある八幡台地の歴史について理解を深めてもらうことを目的としています。
問い合わせは、同館(電話:027-343-2256)へ。
ミニ企画展「若田坂上遺跡」チラシ(PDF形式 240KB)
会期
4月3日(土曜日)~9月26日(日曜日)
開館時間
午前9時~午後4時
休館日
月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)、祝日の翌日(4月30日、5月6日、9月24日)
入館料
一般100円、高・大学生80円、65歳以上と中学生以下は無料