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新島学園短期大学研究棟(旧高崎市立女子高等学校円形校舎)
高崎市にある登録文化財 国登録
新島学園短期大学研究棟(旧高崎市立女子高等学校円形校舎)
新島学園短期大学研究棟は高崎市立女子高等学校時代に建てられた円形校舎である。昭和56年同校の移転に伴い、学校法人新島学園が敷地及び校舎を引き継ぎ、2年後の昭和58年4月に新島学園女子短期大学を開学した。
竣工は昭和31年、鉄筋コンクリート造3階建て。中心部に螺旋階段をもつホールをとり、外周に教室5室を配する。設計は円形建築で知られる坂本鹿名夫。昭和30年代を中心に全国に100棟以上建てられたが、建て増しが容易ではないこと、扇形のため教室での机の大量配置が難しいこと、生徒の生活空間が狭いことなどの理由から新築されなくなる。
当建物は本県に現存する唯一の円形校舎であり、高崎市立女子高等学校時代と変わらず新島学園短期大学のシンボルとして親しまれている。
文化財情報
- 指定種別:国登録有形文化財
- 名称:新島学園短期大学研究棟(旧高崎市立女子高等学校円形校舎)
(にいじまがくえんたんきだいがくけんきゅうとう(きゅうたかさきしりつじょしこうとうがっこうえんけいこうしゃ)) - 指定年月日:平成30年5月10日
- 所在地:高崎市昭和町