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令和6年度 第36回企画展「地方から見た律令国家成立前夜 - 群馬の7世紀史を考える -」
令和6年度 企画展チラシ (表) [PDFファイル/782KB]
令和6年度 企画展チラシ (裏) [PDFファイル/780KB]
前方後円墳の造営が停止される6世紀末頃からおおよそ100年間の7世紀は、有力首長連合的な体制から、中央集権的な古代国家へと移行する激動の時代でした。
前方後円墳の造営停止は、首長連合体制を否定するもので、推古朝によって推し進められた地方支配強化の表れと考えられています。そして、天武・持統朝にかけて律令法に基づいた天皇を中心とする中央集権的な国家づくりが一気に進められます。
本展では、7世紀の群馬にスポットを当て、推古朝から天武・持統朝にかけて実施された律令国家成立前夜の中央政府の政策が地方にどのように反映されているか、その様相を考古学的視点から探ります。
会期
令和6年10月5日(土曜日)~令和6年12月1日(日曜日)
開館時間
午前9時~午後4時
休館日
月曜日(10月14日・28日、11月4日を除く。)、10月15日(火曜日)・29日(火曜日)、11月5日(火曜日)
入館料
一般100円、高・大学生80円 *65歳以上あるいは中学生以下の方は無料
10月28日(月曜日)は、群馬県民の日のため入館料無料
関連事業
学芸員による展示解説
- 期日:令和6年10月13日・27日、11月10・24日、12月1日の各日曜日
- 時間:各日とも、午後1時30分~2時
- 会場:高崎市観音塚考古資料館
- 参加費:無料(入館料が別途必要です)
- 申し込み:当日直接会場へ
歴史ウォーク「八幡台地の古墳を歩く」
- 日時:令和6年10月26日(土曜日)午前9時30分~正午
- 集合場所:高崎市観音塚考古資料館
- 内容:当館学芸員のガイドで、八幡台地の古墳や遺跡を歩いて巡ります。(荒天の場合は中止します)
- 見学先:平塚古墳・八幡二子塚古墳・観音塚古墳・剣崎長瀞西古墳・若田大塚古墳・楢ノ木塚古墳・峯林古墳
- 対象:小学5年生以上(小学生は保護者同伴)
- 定員:15人(事前申し込み制、先着順)
- 参加費:無料
- 用意する物:歩きやすい服装、飲み物、雨具
- 申し込み:令和6年10月12日(土曜日)午前9時30分から、電話で高崎市観音塚考古資料館(電話:027-343-2256)へ
講演会
(1)「官衙から見た群馬の7世紀」
- 日時:令和6年11月3日(日曜日)午後1時30分~3時
- 講師:小宮俊久氏(太田市教育委員会文化財課職員)
(2)「寺院から見た7世紀後半の群馬~放光寺を中心に~」
- 日時:令和6年11月17日(日曜日)午後1時30分~3時
- 講師:松田猛氏(群馬地域文化振興会常務理事)
いずれも
- 会場:高崎市観音塚考古資料館
- 定員:50人(事前申し込み制、先着順)
- 参加費:無料
- 申し込み:令和6年10月13日(日曜日)午前9時30分から、電話で高崎市観音塚考古資料館(電話:027-343-2256)へ