本文
令和7年度 第37回企画展 「剣崎長瀞西遺跡を考える(2) ~ 渡来人も暮らした古墳時代のムラ ~」

令和7年度 企画展チラシ(表) [PDFファイル/176KB]
令和7年度 企画展チラシ(裏) [PDFファイル/301KB]
高崎市剣崎町に所在する剣崎長瀞西遺跡は、朝鮮半島に出自を持つ渡来人と関係の深い遺跡として知られています。今回の企画展では、その渡来人も暮らしていたと思われる剣崎長瀞西遺跡の古墳時代の集落を取り上げます。集落は61軒の住居で構成されていますが、そのほとんどは5世紀代のもので、豊富な土器類が出土しているほか、渡来人が使用していたと思われる韓式系土器や石製模造品の製作に関連する特殊な遺物なども出土しています。
そこで本企画展では、これらの出土品を紹介しながら剣崎長瀞西遺跡の集落の変遷や特色等について概観し、古墳時代、特に5世紀代の一地方の社会構造や豪族の地域経営について考古学視点からその実像に迫ろうとするものです。
会期
令和7年11月15日(土曜日)~令和8年2月15日(日曜日)
開館時間
午前9時~午後4時
休館日
月曜日(11月24日、1月12日を除く。)及び祝日の翌日(11月25日(火曜日)、1月13日(火曜日)、2月12日(木曜日))
年末年始 12月28日(日曜日)~1月4日(日曜日)
令和7年度(2025年度)開館カレンダー [PDFファイル/143KB]
入館料
一般100円(団体80円) 高校生・大学生80円(団体50円) 65歳以上と中学生以下の方は無料 ※団体は20人以上
関連事業
歴史ウォーク「渡来人の里を歩く ~八幡台地の遺跡めぐり~」
- 日時:令和7年12月13日(土曜日)午前9時30分~正午(雨天中止)
- 集合場所:高崎市観音塚考古資料館
- 内容:学芸員のガイドで八幡台地に点在する古代遺跡のうち渡来人と関係の深い遺跡や古墳を歩いて巡ります。
- 見学先:平塚古墳・八幡二子塚古墳・八幡六枚遺跡、観音塚古墳・八幡中原遺跡・剣崎長瀞西遺跡・若田大塚古墳・楢ノ木塚古墳・峯林古墳
- 対象:小学5年生以上(小学生は保護者同伴)
- 定員:15人(事前申し込み制、先着順)
- 参加費:無料
- その他:歩きやすい服装、飲み物持参で参加してください
- 申し込み:令和7年11月22日(土曜日)午前9時30分から電話で高崎市観音塚考古資料館(電話:027-343-2256)へ
講演会
講演(1):土器から見た東国の渡来人
- 日時:令和8年1月25日(日曜日)午後1時30分~3時
- 講師:酒井清治氏(駒澤大学名誉教授)
講演(2):群馬県におけるカマドの導入と剣崎長瀞西遺跡
- 日時:令和8年2月1日(日曜日)午後1時30分~3時
- 講師:外山政子氏(日本考古学協会会員)
いずれも
- 会場:八幡町第3町内会館(高崎市観音塚考古資料館北側隣接地)
- 定員:50人(事前申し込み制、先着順)
- 参加費:無料
- 申し込み:令和8年1月6日(火曜日)午前9時30分から電話で高崎市観音塚考古資料館(電話:027-343-2256)へ
学芸員による展示解説
- 期日:令和7年11月23日、12月14日、令和8年1月18日、2月8日の各日曜日
- 時間:各日とも午後1時30分~午後2時
- 会場:高崎市観音塚考古資料館
- 参加費:無料(入館料は別途必要です)
- 申し込み:当日直接会場へ



