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八幡八幡宮
高崎市にある指定文化財 市指定
八幡八幡宮
八幡宮社頭造営図
八幡八幡宮の創建は天徳元(957)年と伝えられ、京都の石清水八幡宮を勘請したのが始まりとされています。
上野国一社八幡宮として由緒のある神社であり、とりわけ代々源氏の崇敬が深く、源 頼義・義家(八幡 太郎)は奥州征伐のおり、八幡八幡宮に必勝祈願を行い、戦に勝った結果、社殿を改築したといいます。
棟札によると、現在ある権現造の本殿の上棟は宝暦7(1757)年であり、幣殿と拝殿は江戸中期~後期の建築様式と考えられています。
社殿8棟・神門2棟・鐘楼1棟が一体的に構成された境内配置として今日に残るものとしては全国的に見ても希少であり、18世紀初期から19世紀中期頃にかけての神社建築装飾化の過程を示すものとして、令和5年に市指定重要文化財の追加指定を受けました。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要文化財
- 名称:八幡八幡宮本殿・幣殿・拝殿、神楽殿、鐘楼、神門、随神門、境内社天満宮社殿、境内社東照宮本殿、境内社地主稲荷神社本殿、境内社日枝神社本殿 附 棟札(再建寶暦七丁丑歳二月廿九日の記があるもの)、八幡宮社頭造営之図
- 指定年月日:平成10年2月27日(本殿・幣殿・拝殿及び棟札を指定)、令和5年8月1日(神楽殿含む8棟及び八幡宮社頭造営之図を追加指定)
- 所在地:高崎市八幡町(八幡八幡宮) 地図(地図情報システム)<外部リンク>