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八幡の鳥追い祭り
高崎市にある指定文化財 市指定
八幡の鳥追い祭り
八幡の鳥追い祭りは、万灯をつけた屋台に乗る子どもたちが、太鼓を叩いて田畑を荒らす害鳥を追い払う小正月の民俗行事です。
町内に残る明治34年(1901)の屋台新築を記した木札から、そのときには八幡地区に伝承されていたことがわかります。3台の屋台が、太鼓を中心とするお囃子を奏しながら町内を巡行する様子は、かつての鳥追い行事の姿を伝えています。
お囃子は、文政11年(1828)に八幡村で生まれた冨加津徳太郎が江戸から伝えたとされる六郷流囃子です。
平成7年(1995)11月には八幡六郷流お囃子保存会が結成され、後継者育成に努めています。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要無形民俗文化財
- 名称:八幡の鳥追い祭り(やわたのとりおいまつり)
- 指定年月日:令和7年9月1日