高崎神社鰐口

高崎市にある指定文化財 市指定

 高崎神社の鰐口

鰐口(わにぐち)とは、神社やお寺の正面の軒先にかけられた、鉦(しょう)と呼ばれる、銅で作られた打金です。参拝者は前面にかけられた、鉦の緒という布のひもを打ち鳴らし、誓約をしました。

高崎神社に保管されている鰐口は、直径17.5センチ、厚さ1.8センチの大きさで、銘文に「奉掛鰐口小坂下村菊水寺武州秩父郡友恒名之内 住侶荒舟和泉守善慶天文三甲午年九月日本願之春」とあります。この銘文から、この鰐口は天文3年(1534)に武州秩父郡の荒舟和泉守が菊水寺に奉納したものと考えられます。

川野辺寛の「高崎志」や、土屋老平の「更正高崎旧事記」によれば、この鰐口は高崎城内榎郭(えのきぐるわ)にあった二之宮明神の社殿にかけられていたとあります。菊水寺から二之宮明神へ移された経緯は不明です。明治時代になって当時の熊野神社(現在の高崎神社)へ移されて、現在に至っています。

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