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日本脳炎

ページID:0005761 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

平成17年の積極的勧奨の差し控えにより、接種機会を逃してしまった人への特例措置は「日本脳炎ワクチン特例措置」をご覧ください。

日本脳炎について

日本脳炎ウイルスの感染で起こります。ヒトから直接ではなくブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。7から10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になることがあります。ヒトからヒトへの感染はありません。
日本での流行は西日本地域が中心ですが、ウイルスは日本全体に分布しています。飼育されているブタにおける日本脳炎の流行は毎年6月から10月頃まで続きますが、この間に地域によっては、約80%以上のブタが感染しています。以前は小児・学童に多く発生していましたが、予防接種の普及などで減少し、最近では予防接種を受けていない高齢者を中心に発生しています。
感染者のうち100から1,000人に1人が脳炎を発症します。脳炎のほか髄膜炎のほか夏かぜ様の症状で終わる人もいます。脳炎にかかった時の死亡率は約20から40%ですが、神経の後遺症を残す人が多くいます。

日本脳炎ワクチンと副反応について

現在使用されている日本脳炎ワクチンは、乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(不活化ワクチン)であり、ウイルスをホルマリンなどで殺して精製したものです。

副反応は、注射したところの発赤・腫れ、発熱や発疹などがあります。また、極めてまれですが、アナフィラキシーや急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳症、けいれん、急性血小板減少性紫斑病などの重大な副反応もみられることがあります。症状がひどかったり、長引いたりする場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

日本脳炎ワクチンにかかわるQ&A(厚生労働省)(PDF形式 190KB)

もしもワクチンによって健康被害が起こってしまった場合は

予防接種健康被害救済制度

対象者

第1期 生後6か月から7歳6か月未満の人(標準的な接種年齢は3歳と4歳)

第1期は初回(2回)と追加(1回)の合計3回接種します。

第2期 満9歳から13歳未満の人(標準的な接種年齢は9歳)

第2期は1回の接種です。
対象の人には、9歳の誕生月の月末に予診票を個別通知します。

接種に必要なもの

  • 予診票
  • 母子健康手帳
  • 健康保険証
  • 福祉医療費受給資格者証

※母子健康手帳は必ずご持参ください。母子健康手帳がないと予防接種は受けられません。

実施医療機関

乳幼児予防接種実施医療機関一覧

※実施医療機関以外(市外・県外)での接種を希望される場合は、下記までお問い合わせください。

予防接種のご予約・ご相談は、直接実施医療機関にお問い合わせください。ご不明な点は、高崎市保健所保健予防課または各地域の保健センターにお尋ねください。

関連情報リンク

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