ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 子育て・教育 > 教育 > 生涯学習 > 高崎学検定 > 第8回高崎学検定シンポジウム

本文

第8回高崎学検定シンポジウム

ページID:0005340 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

 

第8回高崎学検定シンポジウムの報告

日時および会場

  • 日時:令和2年12月5日(土曜日)午前11時10分から
  • 会場:高崎市市民活動センター・ソシアス/市民ホール

第1部 パネルディスカッション「高崎学博士と語る第8回高崎学検定」

第8回高崎学検定で博士に認定された伊藤孝平さん、小山俊明さん、高井郁朗さんに高崎学検定運営委員会・根岸良司委員長の司会で難関を突破し高崎学博士となった学習内容や高崎の中で誇りと思えること(建物)などをお聞きしました。

博士の皆さんは、高崎学検定に向け色々な角度から勉強したそうです。現地を訪れて思わぬ発見があったり、地元の研究会で地域の人たちと交流したりなど、検定に向けてだけでなく「高崎を学ぶ」ことが楽しかったとのことです。「長時間勉強しても博士にはなれないのかな」と思うことも、しばしばありましたが、今回高崎学博士になったことで、頑張って勉強してよかったと実感しているそうです。

高崎の誇りとする場所などについては、国の指定文化財である保渡田古墳群、著名な建築家「アントニン・レーモンド」の建築スタイルを取り入れた旧井上邸、市美術館やタワー美術館の名前が上がりました。

パネルディスカッション

第2部 講演

  • 演題:「高崎らしさの民俗学」-高崎城の縄張-
  • 大工原 美智子 氏(歴史民俗資料館学芸員)

「高崎」について深く研究されている講師から、様々な伝承や記録をもとに高崎城の縄張(プランニング)についてお話していただきました。

高崎は風水において四神相応(ししんそうおう)の地といわれる地形で、城郭を築くのには理想の地でした。高崎城は江戸城を守る境目城(さかいめじろ)(前線基地)として、高い防御力を備えた造りの城でした。本丸は東西南北から守る4つの櫓や側面攻撃を意識した6つの櫓門を配置するなど、様々な工夫がされていました。二の丸は濠・土居に特長があり、三の丸は防戦のための堅固な門を構えていました。また、高崎城のシンボルである三階櫓や、植えられた樹木などから、信仰や風習などを重要視しながら美観も意識した城でした。

高崎城に関しては幸運にも多くの資料や文書が残っていて、そこからどのような目的により造られた城であったかを学ぶことができました。

講演会

講座資料

高崎らしさの民俗学(PDF形式 3.1MB)

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)