ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 子育て・教育 > 教育 > 生涯学習 > 高崎学検定 > 「近世寺社建築の見方 - 装飾建築の魅力 -」の報告

本文

「近世寺社建築の見方 - 装飾建築の魅力 -」の報告

ページID:0001051 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

 

近世寺社建築の見方」の講演会を下記のとおり開催しました。

その概要をご報告します。

DVDを市民活動センター・ソシアス、社会教育課(市役所15階)、中央図書館で貸出しています。

日時

令和4年3月11日(金曜日)午後1時30分から3時30分

会場

高崎市市民活動センター・ソシアス 市民ホール

講座資料

講座内容

長年、群馬県の文化財建造物を調査研究されている講師から、近世寺社建築のどこに注目してみたらよいかについて学びました。

江戸時代以前は簡素なデザインだった寺社建築は、近世(江戸時代以降)になると彫刻や金具、彩色などによる装飾性に富んだデザインへと変化しました。市内にも時代や社会を映す鏡としての寺社が多くあります。装飾建築の代表格である榛名神社は、まわりの自然と建築を一体化させた造りになっています。人が歩いて参拝することを意識した空間演出が施されているとのことでした。また無名でも地域の先祖が建てた神社に、芸術性の高い彫刻が施されているものが多くあることもわかりました。

講師からは、多くの寺社の写真を使って詳しく説明をしていただき、寺社を訪ねた際には正面だけでなく、側面、背面、見上げて細部まで見て楽しんでほしいとのお話しがありました。

講師プロフィール

村田 敬一(むらた けいいち)

経歴等

  • 昭和23年玉村町生まれ
  • 工学院大大学院修了、博士(工学)一級建築士、専門は日本建築史
  • 県内工高の建築課職員として勤務の傍ら県内の古建築を調査研究
  • 元県立前橋工業高校校長
  • 現在、群馬県文化財保護審議会副会長及び4市1町の文化財調査委員 前橋工科大学客員教授

主な著書

  • 『群馬の古建築』
  • 『シルクカントリー群馬の建造物史』等
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)