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「埴輪は語る」の報告

ページID:0001086 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

「埴輪は語る」の講演会を下記のとおり開催しました。
その概要をご報告します。
DVDを市民活動センター・ソシアス、社会教育課(市役所15階)、中央図書館で貸出しています。

日時

令和4年7月23日(土曜日)午後1時30分から3時30分

会場

高崎市市民活動センター・ソシアス 市民ホール

講座内容

古墳時代の350年間作られ続けた埴輪。その埴輪が持つ意味、またその背景にある社会についてお話をしていただきました。

埴輪は大きく2つに分類されます。古墳を魔物から守るために設置された円筒埴輪。埋葬された王の権威や死後の館を示す家や器材、動物や人物を模した形象埴輪。前半はこれらの変遷についてのお話でした。
後半は、人物埴輪の在り方を推定できる保渡田八幡塚古墳を中心としたお話でした。埴輪は群像として設置され、人物埴輪は人々に王の政治・経済力を認識させ、社会を結集させるための仕掛けであったとのことでした。
講師の話は、古墳時代の人々の動きが身近に感じることができるものでした。受講生からは、ますます埴輪が好きになったとの感想がありました。

埴輪は語る(PDF形式 9.2MB)

講師プロフィール

若狭 徹(わかさ とおる)

経歴等

  • 昭和37年長野県生まれ 群馬県育ち
  • 明治大学文学部地理歴史学科考古学専攻卒業
  • 国史跡保渡田古墳群の調査・整備、かみつけの里博物館の建設・運営に携わる
  • 高崎市教育委員会文化財保護課長を経て、現在、明治大学教授 博士(史学)

主な著書

  • 『もっと知りたいはにわの世界』東京美術
  • 『東国から読み解く古墳時代』吉川弘文館
  • 『前方後円墳と東国社会』吉川弘文館
  • 『古墳時代東国の地域経営』吉川弘文館 など多数

受賞歴

  • 藤森栄一賞
  • 濱田青陵賞
  • 古代歴史文化賞優秀作品賞 など
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