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オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン
児童虐待相談対応件数は依然として増加傾向にあり、こどもの生命が奪われる重大な事件も後を絶ちません。児童虐待の防止は社会全体で取り組むべき重要課題です。
こども家庭庁では、毎年11月に「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施し、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、児童虐待防止のための広報・啓発活動に集中的に取り組みます。
オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン
【令和6年度】オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン [PDFファイル/5.23MB]
実施期間
毎年11月1日から11月30日までの1か月間
主な取組
(1)高崎駅東西ペデストリアンデッキへの啓発のぼり旗の設置
(2)本庁舎内にPRブースの設置
(3)本庁舎に懸垂幕、横断幕やのぼり旗を掲出し、リーフレット等の配布
(4)広報高崎などでの啓発活動
オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン標語
こども家庭庁が主催し、国民一人ひとりが児童虐待問題についての理解を一層深め、主体的な関わりを持てるよう、意識啓発を図ることを目的に、毎年標語を決定しています。
令和6年度標語 「189(いちはやく) 気づいてあげて そのサイン」
オレンジリボンマークについて
オレンジリボンには、「児童虐待防止」というメッセージが込められており、子育てを温かく見守り、子育てをお手伝いする意思のあることを示すマークでもあります。またオレンジ色には、こどもの明るい未来が込められています。
児童虐待とは?
(1)身体的虐待
殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、
溺れさせる など
(2)性的虐待
こどもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にする など
(3)ネグレクト
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、
重い病気になっても病院に連れて行かない など
(4)心理的虐待
言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、
こどもの前で家族に対して暴力をふるう(面前DV) など
こどもや保護者にこんなサインが見られたら注意!!
こどものサイン
- いつもこどもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
- 不自然な傷や打撲のあとがある
- 衣類やからだがいつも汚れている
- 表情が乏しい、活気がない
- 夜遅くまで一人で遊んでいる
保護者のサイン
- 地域などと交流が少なく孤立している
- 小さいこどもを家においたまま外出している
- こどもの養育に関して拒否的、無関心である
- こどものけがについて不自然な説明をする
まずは連絡を!!
- 虐待と思われる事実を知ったときは、189(いちはやく)番へ連絡してください。
- 通話料は無料です。お近くの児童相談所につながります。(24時間365日対応)
- 匿名のご相談も可能です。連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。
その他の相談窓口
◎こども救援センター
あらゆる児童虐待相談、家庭相談、女性相談を行っています。
匿名のご相談も可能です。連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。
●電話番号:027‐321‐1318
●受付時間:24時間365日(夜間・休日含む)
◎群馬県西部児童相談所
児童福祉司・児童心理司による援助、心理判定、一時保護や施設入所など、
適切な支援につなげます。
●電話番号:027‐322‐2498