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特定外来生物セアカゴケグモについて
セアカゴケグモはゴケグモ属に分類されるクモで、「外来生物法」において特定外来生物に指定されています。
雌は毒を持っており、咬まれると痒みや痛み、熱感などの症状が出ることがあります。通常は数時間から数日で軽減しますが、全身症状が続くことがあります。
セアカゴケグモの特徴及び生息場所
特徴
- 毒があるのは雌のみ
- 成熟した雌の体長は1cm程度
- 全体は光沢のある黒色で、腹部の背面に赤色の縦条、覆面にまだら模様がある
- 腹部は大きな球状
- 巣はきれいな形を作らず、綿ぼこりのように見えるものもある
セアカゴケグモ メス ※群馬県提供
生息場所
- 日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物のあらゆる窪みや穴、裏側、隙間に巣を作る。
- 屋外に置いていた傘や衣服、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれ、巣を作ることもある。
セアカゴケグモの駆除方法及び注意
駆除方法
- 家庭用殺虫剤を吹きかける
- 足で踏みつぶす
- 熱湯をかける
日頃から気を付けること
- 野外に置かれた靴や傘にいる場合もあるので、使用の際には注意をする。
- 野外作業の際には、軍手や靴下を着用する。
- 園芸用具などにクモがついていないか確認をする。
咬まれたときの症状
- 局所の疼痛(ズキズキ痛む)、熱感(熱っぽい)、痒感(かゆい)、紅斑(赤い発疹)、硬結(硬くなる)、リンパ節が腫れるなど。
- 軽傷で済む場合が多いが、重症化する場合もある。
もしも咬まれてしまった場合には
- 幹部を水でよく洗い流して、包帯などはせずに最寄りの病院(皮膚科または内科)を受診してください。
- 咬んだクモの種類がわかるように、できれば咬んだクモを殺して(形のわかる状態で)病院に持参してください。
セアカゴケグモとよく間違われる生き物
セアカゴケグモを見つけたら
セアカゴケグモは、攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがありますのでご注意ください。
セアカゴケグモを発見しましたら、環境政策課(電話:027-321-1251)までご連絡ください。
その他特定外来生物に関する情報
- 環境省ホームページ(日本の外来種対策)<外部リンク>
- 群馬県ホームページ(特定外来生物セアカゴケグモに注意してください)<外部リンク>