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秋季ミニ企画展「古鏡を考える―高崎市内出土、古墳時代の鏡4面―」
かみつけの里博物館では、秋季ミニ企画展「古鏡を考える―高崎市内出土、古墳時代の鏡4面―」を開催します。
鏡のちから
グリム童話『白雪姫』。登場する妃が魔法の鏡に向かい、「鏡よかがみ、世界で一番美しいのは、だあれ?」のくだりはあまりにも有名ですが、古代の人たちも、鏡に不思議なパワーを感じていたようです。
日本に鏡が伝えられたのは、弥生時代と考えられます。日本神話にも鏡が登場しますが、マツリに用いる呪術具や権威を象徴するものと解釈されてきました。
今回の企画展では、高崎市内の発掘調査で出土した4点の鏡を紹介します。発見された場所は、家(竪穴建物)、墓(古墳)や溝など様々です。そこには、どんな歴史的背景があるのでしょうか。実物の鏡と対面し、じっくりと観察しながら、皆様といっしょに考えてみたいと思います。
主な展示内容
♦古墳から出土
片山1号古墳出土品(高崎市吉井町)
♦溝から出土
上中居遺跡群出土品(高崎市上中居町)
♦竪穴建物から出土
剣崎長瀞西遺跡出土品(高崎市剣崎町)
♦穴(土抗)から出土
多胡郡衙周辺遺跡出土品(高崎市吉井町池)
会期
令和6年9月14日(土曜日)~11月3日(日曜日)
*10月19日(土曜日)は「古墳祭り」を開催します。当日は入館無料となります。
*10月28日(月曜日)は群馬県民の日です。当日は入館無料となります。
開催場所
かみつけの里博物館 企画展示室
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
大人200円(団体160円)
大高生等100円(団体80円)
*団体は入館者20名以上、中学生以下・65歳以上、障害者手帳お持ちの方とその介護者1名は無料
休館日
毎週火曜日、祝日の翌日 年末年始(12月28日~1月4日)
[臨時休館のお知らせ]
この展示会終了後、11月5日(火曜日)~12日(火曜日)の6日間、館内燻蒸作業のため、休館とさせていただきます。
秋季ミニ企画展 チラシ(表) [PDFファイル/717KB]
秋季ミニ企画展 チラシ(裏) [PDFファイル/1.25MB]