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秋季ミニ企画展「さびた出土品を残す-金属遺物の保存処理-」
かみつけの里博物館では、秋季ミニ企画展「さびた出土品を残す-金属遺物の保存処理-」を開催します。
発掘によって地面から出てくる鉄製品は、さびついてボロボロになっているものがあります。これは、酸素と水が結びついて、その表面にさびができるからです。さらに、塩分はさびを進行させます。
高崎市は、国の補助金を受けて平成21年度から出土した金属製品の保存処理事業を進めてきました。
今回の企画展では、 発掘調査で出土した金属製品をできるだけ永く残していくため、どのような取り組みをしているのか、紹介していきます。
主な展示内容
♦出土した金属製品の種類と出土場所
♦保存処理の方法
♦保存処理をしてわかったこと
主な展示品
♦刀
単鳳環頭大刀(長根遺跡群安坪3号墳出土、高崎市吉井町)
鉄刀(北寝保窪庚申塚古墳出土、高崎市棟高町)
♦馬具
轡(堂尾根古墳出土、高崎市下里見町)
花形杏葉(堤上遺跡など、高崎市)
♦農具
鉄鎌(堤上遺跡出土、高崎市三ツ寺町)
♦銅鋺
銅鋺(上豊岡引間遺跡、高崎市上豊岡町)
そのほか、武具、刀装具などの金属遺物も展示します。
会期
令和7年9月13日(土曜日)~11月2日(日曜日)
*10月18日(土曜日)は「第15回かみつけの里古墳祭り」を開催します。当日は観覧料無料です。
*10月28日(火曜日)は群馬県民の日のため、開館します。当日は観覧料無料です。翌10月29日(水曜日)は休館します。
開館時間
午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週火曜日、土曜日を除く祝日の翌日
休館日については、令和7年度かみつけカレンダーをご覧ください。
令和7年度 かみつけカレンダー [PDFファイル/137KB]
観覧料
・大人200円(団体160円)
・学生100円(団体80円)
(団体料金は入館者が20名以上のときです。)
・中学生以下・65歳以上、体の不自由な方とその介護者1名は無料
チラシ
さびた出土品を残す―金属遺物の保存処理ー [PDFファイル/490KB]