本文
私たちの住む高崎市を住みよいまちにするためには、市民自らの考え方でよく話しあってものごとを決め、それを実行するのが最も望ましいことです。
しかし、市民が全員参加して意見を述べあうことは、実際にはできません。
そこで、市民が直接代表者を選挙で選び、その代表者に市政の運営を委ねています。その代表者は、市政を実際に行う「市長」と、市の方針や施策についてきめ細かい審議をして、どう処理するかを決めるために議員で構成する「市議会」の2つがあり、互いに対等の関係にあります。
「市議会」と「市長」は、それぞれの役割に基づいて独立した立場から、互いにけん制し、協力しあい、均衡を保って市民のためにより良い「高崎市」の実現を目指します。
議員は、満25歳以上の人が立候補して、満18歳以上の市民の選挙によって選ばれます。
議員定数は、条例により38人と定められています。
現議員の任期が満了する日は、2027年4月26日です。
議長と副議長は、議員の中から選ばれます。議長は、議会を代表し、議場の秩序を守ること、会議を進めること、議会の事務を取りまとめること等の仕事をします。
副議長は、議長が不在のとき議長の代わりを務めます。
会派は、市政についての考え方や意見の同じ議員が集まって作る集団で、これを中心に活動しています。
市議会には、市民の代表として十分な活動ができるように、議決権、調査権、監査請求権等の多くの権限(ものごとをする権利)が与えられています。これらの権限に基づいて、下記のような仕事をしています。
条例の制定・改廃や予算を定めたり決算を認定したり、重要な契約の締結、財産の取得・処分等の決定をします。
また、市長が副市長、監査委員等を選任する際に同意を与えます。
市政が、市民の期待どおりに適正に行われているかを調べるために、市の事務を検査したり、監査委員に監査を求めたり、調査をします。
議長・副議長・選挙管理委員会委員等の選挙をします。
市の公益に関する事項について、国会や国・県などの関係機関に意見書を提出します。
市民から提出される請願・陳情を受理し、請願については議会として採択・不採択の意思を決定します。
陳情は、本会議のときにまとめたものを議席に配付します。