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特別インタビュー 相内優香さん (3)
「高崎のイタリアン」は絶品。
美味しい食材が地元で取れるのもうれしい
−高崎で、思い出に残っているスポットはありますか?
高崎に浜川運動公園という広い公園があって、家族でよく行きました。あとは、観音山にある白衣大観音ですね。小学校から毎年のように行きましたが、実はデートで行ったこともあります(笑)。青春の思い出スポットです。
−白衣大観音は高崎のシンボルですよね。
新幹線の車窓から観音様が見えると、高崎に帰ってきたなって感じがします。
小学生の頃は、遠足で古墳にも行きました。高崎の北部にある保渡田古墳群というところで、当時は何も不思議に思いませんでしたが、近くに古墳があるというのはなかなかないですよね。
−そうですね。高崎は古代東国の中心地と言われていて、ユネスコ世界の記憶にも選ばれた「上野三碑」や先日出土品が国宝に指定された「観音山古墳」など歴史遺産も点在しています。
それと「グルメ」も充実しています。高崎にはおいしいものがたくさんあるので、ぜひ行って実際に食べてもらいたいです。街の中華や焼き肉とか、お蕎麦とか、穴場のような店がたくさんあって、さらにとってもおいしい。こういうお店を発見する楽しさがあるんです。なかでも、「高崎のイタリアン」は本当にレベルが高いと思います。パスタやハンバーグが食べられるイタリアンのお店がたくさんあるじゃないですか。なんといっても量が多くて、味のクオリティも高い。私もですけど、高崎市の人はみんなあの味に慣れ親しんでいるわけですよ。だから皆さん舌が肥えていますよね。
−本当に「高崎のイタリアン」はおいしいですよね。東京でイタリアンを食べると、確かにおいしいんですけど、ちょっと物足りないなって感じもします。
そうですね(笑)そうそう。ボンジョルノさんとかシャンゴさんとか。子どものときからずっと行ってます。当たり前にあの量が出てきたりとか、当たり前にチーズがたっぷりかかったハンバーグが食べられたりとか。でも高崎の当たり前であって、他ではない「高崎の味」だと思います。
−高崎は「パスタの街」といって、イタリアンレストランも多いんですよ。
毎年、その年のナンバーワンパスタ店を決める「キングオブパスタ」というイベントも行われていて2020年で12回目を数える人気イベントもあるくらいです。
私、そのイベント知っています。群馬県の人には、高崎が「イタリアンの街」、「パスタの街」だっていう認識があると思うのですが、まだまだ全国的には知られていませんよね。高崎に来たらぜひイタリアン巡りをしてもらって、高崎がおしゃれな街なんだっていうイメージを全国の人に持ってもらえればうれしいですね。