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インタビュー もぎかえさん
東京出身で考えてもなかった田舎暮らし
中古物件を自分好みにリノベーション
■プロポーズされて高崎暮らしを考え始める
高崎市出身の夫とは前職である埼玉県の職場で知り合いました。夫は最初から将来的には高崎に転職して住まいも移すと考えていたんです。実は私に関西への転勤の話があったのですが、その矢先に夫からプロポーズされて・・・。素直に自分の転勤よりも結婚を選びました。
結婚を機に高崎に移住することになったので、高崎ってどんな所だろうとか、地方暮らしについてあれこれと考えはじめたんですね。
そんなこともあって、夫と二人でデートを兼ねて高崎に旅行をしました。気軽なドライブ旅行でしたが、その時は田舎だなあって思う反面、違和感がなかったんです。それよりも彼の仕事場になるのがこの場所だと思ったらいいかなって。なんといっても彼が高崎に帰ると決心したので、私も彼についていこうと思いました。
■中古物件を購入して自分たち好みにリノベーション
高崎に来て最初は二人で賃貸アパートに住んでいました。私は最初の1年は埼玉県の職場へ新幹線通勤でしたが、高崎から埼玉の大宮までは20分ほどですからなんの問題もありませんでした。夫はこちらに転職して問題なく過ごしていました。
私が仕事を辞めるタイミングで家を買うことにしたんです。夫は私の両親が、東京の池袋からすぐに来られるように「駅に近い」というのを絶対条件にしてくれました。新築を建てるつもりで土地を探していましたが、ちょうどよい中古物件が見つかったんです。駅から歩いて15分ぐらいで土地が広い物件です。ただ建物には注文がありました。というのも私は子どもが家へ帰ってきて誰にも顔を合わせずにそのまま2階の自分の部屋に行けちゃうような、玄関から直結している階段が気に入らなかったのです。その後、家のリノベーションもそれほど面倒ではなく納得のいく費用でしたのでその中古物件に決めました。
リノベーションで作った自慢の螺旋階段(写真提供:もぎかえさん)
リノベーションも私の望み通りに出来上がったので気に入っています。毎月の家のローンがありますが、東京の友達に、都内の月極駐車場料金と同じぐらいだって言われちゃって。だからお得に家を購入できて本当によかったと思っています。