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高崎学検定講座「下仁田戦争」の報告

ページID:0003101 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

 

下仁田戦争」の講演会を下記のとおり開催しました。

その概要をご報告します。

日時

令和3年9月18日(土曜日)午後1時30分から3時30分

会場

高崎市市民活動センター・ソシアス 市民ホール

講座資料

講座内容

幕末の動乱期に高崎藩が出陣した下仁田戦争―日本最後の鎧兜による戦―について、下仁田戦役戦没者遺族会の代表に講演していただきました。

前半は、天狗党を生んだ水戸藩のお家事情、天狗党の目的、幕府の事情について。後半は、高崎藩が出陣した経緯、特に講師が所有する古文書などから明らかになった、幕府からの追討命令に対する藩主・大河内輝聲と家臣とのやり取りや、下仁田の戦場での攻防について、詳しく学ぶことができました。

下仁田戦争によって高崎藩は36名が命を落とします。その中には講師の曽祖父をはじめ、農民や他藩から応援に来た医師も含まれていました。慰霊のために、出陣時の様子などを遺族などから聞き取り生前の姿に近づけた木像が作られました。木像は観音山の中腹、清水寺境内にある田村堂に身分の分け隔てなく安置されています。

講師プロフィール

堤 克政(つつみ よしまさ)

経歴等

  • 1943(昭和18)年、高崎市生まれ
  • 群馬県立高崎高校、慶應義塾大学法学部法律学科卒業、高崎経済大学大学院地域政策研究科修了
  • 群馬銀行、群馬銀行健康保険組合勤務
  • 高崎市志の会理事・講師
  • 頼政神社氏子総代、大信寺檀家総代、下仁田戦役戦没者遺族会代表

主な著書

  • 「ちょんまげ時代の高崎」(あさを社)
  • 「ざんぎり頭の高崎」(あさを社)
  • 「天狗党事件と高崎藩」(上毛新聞社)

受賞

平成三十年度「高崎市文化賞」

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