高崎市文化賞

本市の学術・芸術文化活動の振興に尽力

学術や芸術文化活動の振興に努めた市民に贈る高崎市文化賞の令和7年度の受賞者が、文化振興の小見 勝榮さん、人形工芸の竹本 京さんに決まり、11月26日に市役所で授賞式が行われます。

受賞者の経歴と受賞理由

小見 勝榮さん（下小鳥町）

昭和47年度上毛文学賞小説部門佳作。また、郷土誌として評判の高かった高崎市民新聞の編集主幹として健筆を奮いました。昭和60年「裸の教育者 沼賀健次伝」を執筆されました。
学童保育の設立や熱心な地域活動が認められ平成16年に上毛新聞社から「上毛社会賞」、翌17年に国際ソロプチミスト財団から「社会ボランティア賞」を授与されました。その活動を「学童保育あすなろ物語」として著書に残されています。
地域の文芸活動にも熱心で村上鬼城顕彰会や吉野秀雄短歌大会等にも尽力されました。

以上、文化振興において顕著な功績が認められたため今回の受賞に至りました。

​竹本　京さん（中居町）

​人形工芸を学び、20代で高崎市内に人形工房を開設し現在に至るまで創作活動に励んでいます。高崎市民美術展覧会や群馬県美術展、群馬県作家協会展など、様々な賞を受賞されています。日本絹の里では、2004年から、竹本さんの作品展示を中心とした「ちりめん創作人形展」が行われ、現在まで14回開催しています。NHKや群馬テレビにも取り上げられ、サントリーのテレビCMや新聞広告の人形を依頼されるなど、人形制作の実力派として全国的にも認められています。現在は自らの工房を主催しながら、市内の公民館など各地で創作人形の指導、普及に努めています。

以上、人形工芸を通した文化振興等において顕著な功績が認められたため今回の受賞に至りました。

​これまでの受賞者

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