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学芸員のつぶやき(2016年度)

ページID:0002318 更新日:2024年5月20日更新 印刷ページ表示

「生誕100年 木村忠太展」関連イベントのお知らせ 2017年3月10日

開催中の「生誕100年 木村忠太展」では様々なイベントを行っています。
今回は展覧会チラシには載っていない、今後開催予定のイベントについてご紹介します。

1.ホワイトデーキャンディープレゼント

3月14日(火曜日)はホワイトデー!午前10時より受付にて、ご来館のお客様先着50名様にキャンディーをプレゼント!年齢性別問わずプレゼントいたします。

  • 日時:3月14日(火曜日)午前10時~(予定数が無くなり次第終了)
  • 場所:高崎市美術館 受付

2.春のエンディングコーヒーサービス

美術館併設の旧井上邸庭園にて、コーヒーサービスを行います。
高崎の街中にありながら、季節の移ろいをゆったりと感じられる旧井上邸庭園。木村作品の風景画の余韻を旧井上邸庭園で楽しみませんか?

  • 日時:3月26日(日曜日)午後1時~(予定数が無くなり次第終了)
  • 場所:高崎市美術館併設 旧井上邸庭園
  • 予約不要、イベント参加費不要、要観覧料

旧井上邸外観
(旧井上邸外観)

※通常展示室内及び旧井上邸敷地内での飲食は禁止となっております。当日は指定場所でのみお楽しみいただけます。
詳細は当日スタッフまで。

「生誕100年 木村忠太展」ギャラリートークご報告 2017年3月10日

3月4日(土曜日)・5日(日曜日)に、開催中の木村忠太展関連事業としまして、ギャラリートークを開催しました。

4日は当館館長と木村忠太展担当学芸員によるクロストーク。
受付横の作品からのスタートでしたが、開始時間前には参加者であふれるほどの大盛況でした。
クロストーク開始前の会場の様子

担当学芸員からの解説に加え、油彩をはじめとする絵画を嗜む当館館長の作家目線のトークは、いつものギャラリートークとは一味違ったものとなり、参加者の皆さんも熱心に耳を傾けてくださいました。
第1展示室での館長のトークの様子第3展示室での館長のトークの様子

5日は、テーブルスタイリストの堀井和子さんをお招きし、著名人ギャラリートーク「あの人トーク!木村忠太」を開催しました。
トーク中の堀井和子さん
木村忠太愛を公言している堀井さんは渡仏経験が豊富で、ご自身が見てこられたフランスの情景を、参加者の想像力を掻き立てるほどに鮮やかにお話しくださいました。
参加者は眼前の木村作品のフランスの風景と、堀井さんが話されるフランスの風景の間を行き来しながら、より木村作品に迫る機会を得ていただけたのではないかと思います。
堀井さんトーク中の会場の様子第5展示室でのトークの様子
小柄な堀井さんが埋もれてしまうほど、本当にたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました!

「生誕100年 木村忠太展」は3月26日(日曜日)までの開催です。
期間中にはまだまだイベントもございますので、一度いらした方もまたぜひお越しくださいね。

今後の予定

1.学芸員によるギャラリートーク

  • 日時:3月18日(土曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

2.金曜夜はおしゃべりミュージアム

美術館でちょっと話してみたい、聞いてみたい!
木村忠太展でおしゃべりしませんか?学芸員に何でも聞いてください!
「すき」「きらい」だけでもOK。お気軽にご参加ください

  • 日時:3月10日、24日 いずれも(金曜日)午後6時30分から1時間程度
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

3.ホワイトデーキャンディープレゼント

午前10時より受付にて、先着50名様にキャンディーをプレゼント!

  • 日時:3月14日(火曜日)午前10時~(予定数が無くなり次第終了)
  • 場所:高崎市美術館 受付

4.春のエンディングコーヒーサービス

旧井上邸庭園の自然の中で木村作品の余韻を楽しみませんか?

  • 日時:3月26日(日曜日)午後1時~ (予定数が無くなり次第終了)
  • 場所:高崎市美術館併設 旧井上邸庭園
  • 予約不要、要観覧料

木村忠太展で二つのおしゃべりミュージアム! 2017年3月4日

木村忠太展では二つの「おしゃべりミュージアム」をご用意しました!

まず3月10日・24日(金曜日)午後6時30分からは・・・会場でおしゃべりミュージアム!
すききらいだけでいいし、話すのはちょっと・・・なら他の人の話を聞いたり、学芸員に質問したり・・・自由に過ごす1時間です!

人前ではちょっと・・・なら、1階ラウンジの「ノートでおしゃべりミュージアム!」

おしゃべりノート
皆様の感想をぜひノートに!SNSやホームページでもご紹介します!
質問もOK。ノートとこの「学芸員のつぶやき」でお答えします!
※多くの方がご覧になりますので、さしつかえのない範囲で・・・。

館内撮影コーナーあります! 2017年3月4日

今回は木村展の会場をちょっとご紹介します。
アンケートで意外な人気、木村さんのパレット。

木村さんのパレット木村さんのパレットアップ

岩山のように重なった絵具と、鏡のように磨き上げられた板の部分と(木製です)。木村さんのエネルギーと几帳面さが一緒になった愛用の品です。
こちらのパレットが置いてあるエリアは写真撮影OK!木村さん最後のアトリエ(藤田嗣治旧アトリエ)の写真や、木村さんの肖像写真とともに記念撮影できます!

パレットを撮影している様子
撮影可能エリア
また南仏クロ・サン・ピエールの庭に佇む木村さんが写る入口サインも撮影できます!

木村さん入口パネル
こちらもぜひ観覧の思い出に!

NHK Eテレ 日曜美術館アートシーン&読売新聞芥川喜好さんコラム「時の余白に」で木村忠太展が紹介されました! 2017年3月4日

去る2月19日(日曜日)ご存知NHK Eテレ日曜美術館アートシーンで木村忠太展が紹介されました。
4点の代表作をピックアップした内容。アートシーンのサイトでもぜひご覧ください。

NHK Eテレ日曜美術館アートシーン<外部リンク>

また、2月25日(日曜日)、木村さん生誕100年の誕生日に、読売新聞の名物コラム「時の余白に」で、生前の木村さんをアトリエ取材された芥川喜好さんがその思い出も交え、展覧会をご覧になった感想を「色と色の間から、画面のそこから、光がにじみでるような「あまねく浸透する光」の輝かしさ」と書いてくださいました。会場に掲示しましたので、皆様ぜひお読みください!そしてぜひ会場で「あまねく浸透する光」を体験してください!

「生誕100年 木村忠太展」ワークショップご報告 2017年2月25日

本日は開催中の「生誕100年 木村忠太展」関連事業、ワークショップ「かたちとひかりでかく自画像」を開催しました。
年齢性別が様々なだけでなく、県外からの参加者や、描画のご経験も違う皆様にお集まりいただき、刺激の多いワークショップとなりました!

今回のワークショップはまず木村さんの作品をじっくり見るところから始まりました。
本展覧会最初の作品、木村忠太さんの自画像と、第2展示室の木村さんのパステル画の作品をご覧いただき、木村さんの絵画の秘密に迫ります。

木村さんの自画像前でじっくり作品を見る
その後公民館へ移動し、実際に描き始めるのですが・・・、

ここで少し、木村さんの作画の流れをご紹介します。

木村さんは風景画家。外へ出て風景や光・大気など感じたものをパステルや鉛筆でデッサンして持ち帰り、アトリエでそのデッサンを見ながら油彩を使って作品にしていきます。
デッサンは外での感動を呼び覚ますためのものです。特に光を強く感じる部分は、何度も何度も線を重ねていき、またその行為を通して感動を魂へと焼き付けていきます。
展示室では鉛筆デッサンも数点展示していますので、木村さんの筆圧や線の量から、木村さんが見た風景の光の強弱、風景を目の当たりにして感動している木村さんの内面などを感じていただけると思います。

ワークショップでも、木村さんと同じような手順で自画像を描いていただきました。

まずは、鏡でじっくり自分の顔を観察。鉛筆デッサンをしていただきます。

鏡を見ながらデッサンする様子小さなお子様も一生懸命描いている様子
その後はパステルやご持参いただいた画材などを使って、鏡を見ずに鉛筆デッサンを元に自画像制作です。
パステルは色を塗ったあとでぼかしたり引っ掻いたりして描ける画材です。

色を塗った上からティッシュで拭ったりしている様子使用したヘラなど
ヘラやティッシュなど、お好きな道具を使いながら微調整して作品を仕上げていきます。

木村さんは、昨日まで描いていた絵の上に次の日は全く違う色を塗り、その変わりようは同じ絵とは思えないほどだったそうです。
参加者の皆さんも、最初の鉛筆デッサンとは違っていたり、頭の中で描いたイメージと異なる雰囲気に仕上がっていったり・・・最後までどんな作品になるのかわからないまま進めている方も多くいらっしゃいました。
途中お互いに作品を見てまわり、新たな発見や刺激を受け、また自分の作品と向き合い描き進めていきます。

最後に、作品をテーブルに並べ、みんなで鑑賞会です。

みんなの完成作品
参加者の力作は、展覧会中、ご来館のお客様にもご覧いただけます。
美術館1階のラウンジにて掲示していますので、ラウンジで休憩がてらお楽しみください。

ラウンジにて展示中の参加者の作品

今後の予定

1.著名人ギャラリートーク「あの人トーク!木村忠太」

「木村忠太作品と風土(フード)」 堀井和子(テーブルスタイリスト)

  • 日時:3月5日(日曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

2.学芸員によるギャラリートーク

※3月4日は当館館長と担当学芸員によるスペシャルバージョン!

  • 日時:3月4日、18日 いずれも(土曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

3.金曜夜はおしゃべりミュージアム

美術館でちょっと話してみたい、聞いてみたい!
木村忠太展でおしゃべりしませんか?学芸員に何でも聞いてください!
「すき」「きらい」だけでもOK。お気軽にご参加ください

  • 日時:3月10日、24日 いずれも(金曜日)午後6時半~ 1時間程度
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

4.春のエンディングコーヒーサービス

旧井上邸庭園の自然の中で木村作品の余韻を楽しみませんか?

  • 日時:3月26日(日曜日)午後1時~(予定数が無くなり次第終了)
  • 場所:高崎市美術館併設 旧井上邸庭園
  • 予約不要、要観覧料

2月25日(土曜日)は木村忠太さんの誕生日!プレゼント企画があります! 2017年2月23日

2月25日(土曜日)は木村忠太さんの誕生日です。
生誕100年の日を記念して「先着10名様」に木村忠太展の図録をプレゼントします!

木村忠太展図録1木村忠太展図録2
ミュージアムショップでも販売中ですので、ぜひお手に取ってみてくださいね。
生誕100年の日に、美術館で木村さんの世界をご堪能ください。

今後の予定

1.著名人ギャラリートーク「あの人トーク!木村忠太」

「木村忠太作品と風土(フード)」 堀井和子(テーブルスタイリスト)

  • 日時:3月5日(日曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

2.学芸員によるギャラリートーク

※3月4日は当館館長と担当学芸員によるスペシャルバージョン!

  • 日時:3月4日、18日 いずれも(土曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

※2月25日(土曜日)開催のワークショップ「かたちとひかりでかく自画像」は、定員に達しました。

高崎駅から高崎市美術館までどういけばいいの? 2017年2月23日

今回は最寄り駅のJR高崎駅から高崎市美術館までの道のりを写真付きでご紹介します。
開催中の「生誕100年 木村忠太展」では遠方からのお客様も多く、度々電話でお問い合わせをいただいております。

さて、当館は「高崎駅から徒歩3分」という立地ですので、まずはJR高崎駅にお越しください。
他県の方からすると「群馬県」はとても遠いイメージがあるかもしれませんが、実は東京駅から高崎駅まで上越新幹線もしくは北陸新幹線で50分ほど(乗り換えなし)、在来線でも2時間ほどで来られるんです!

関東近県の方は少し足を延ばして、遠方の方は旅行がてら高崎駅まで来てみてくださいね。
高崎駅西口
JR高崎駅に着きましたら、西口へ向かってください。出口に「だるま」がいる方が西口です。
高崎駅西口看板2高崎駅西口看板
西口に出るとすぐ2Fデッキ通路に出るので、そこを左に曲がります。
(展覧会開催期間中は西口に高崎市美術館の看板がありますので、こちらで地図や詳細情報をご確認いただけますよ。)

高崎駅西口デッキ
突き当りのホテルまで、まっすぐ進んでください。

高崎駅西口階段高崎駅西口階段2
突き当りのホテル右方向に下の道に降りる階段があります。そこを降りてください。

観音通り
階段を降りると、カーブした道がありますので、道なりにまっすぐ進んでください。

高崎市美術館
道なりに進むと、5差路の交差点が見えてきます。
交差点沿いにあるコンクリートの建物が高崎市美術館です!

「生誕100年 木村忠太展 光に抱かれ、光を抱いて。」は3月26日(日曜日)まで開催中ですのでぜひお越しください!

「生誕100年 木村忠太展」ギャラリートークご報告 2017年2月18日

本日2月18日(土曜日)は、開催中の「生誕100年 木村忠太展」関連事業、当館学芸員によるギャラリートークを行い、多くのお客様にご来館いただきました。

お客様からの質問に答えながら、和やかな雰囲気でのトークとなりました。

2月18日第1展示室でのトークの様子2月18日第3展示室でのトークの様子
今回の展覧会では、展示室の一角に木村さんのフランスのアトリエの様子を伝えるパネルと実際に使用されていたパレットが置いてあり、写真撮影OKとなっています!

2月18日第5展示室でのトークの様子
上の写真の手前右側のケース内がパレットです。
鈍い光沢のものにごつごつした層の塊が載って、まるで鉱物のようですが、木製のパレットに油絵具が固まったものなんです!

また各階の廊下には、年譜や、フランス内を転々とした木村さんの足跡を辿る地図、木村さんご自身の言葉の紹介パネルなど、木村さんを更に深く知っていただくための展示が沢山!

木村展廊下の木村さんの言葉
椅子をご用意していますので、作品鑑賞の合間に座って休憩しながら楽しんでいただけます。

今後も3月4日、18日(土曜日)に学芸員によるギャラリートークを行いますが、次回3月4日はスペシャルバージョン!当館館長と木村忠太展担当学芸員によるクロストークを開催します!
当館館長は油彩をはじめとする絵画を嗜んでいますので、実作者目線のトーク内容になるかも?
既にギャラリートークにご参加された方にも、新たな切り口で楽しんでいただけると思います。

今後のイベントにも是非お気軽にご参加ください。

今後の予定

1.著名人ギャラリートーク「あの人トーク!木村忠太」

「木村忠太作品と風土(フード)」 堀井和子(テーブルスタイリスト)

  • 日時:3月5日(日曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

2.学芸員によるギャラリートーク

※3月4日は当館館長と担当学芸員によるスペシャルバージョン!

  • 日時:3月4日、18日 いずれも(土曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

※2月25日(土曜日)開催のワークショップ「かたちとひかりでかく自画像」は、定員に達しました。

2月19日日曜美術館アートシーン放映予定!そして見どころガイド&出品リストをアップしました! 2017年2月17日

生誕100年 木村忠太展、おかげさまでご好評いただいております。
2月19日(日曜日)にはNHK日曜美術館アートシーンでも紹介されます。ぜひご覧ください。
けれど、お客様からは「わからない」「?」というお声がちらほら…
そこで見どころガイド&出品リストを展覧会ページにアップしました!

ぜひダウンロードして会場へ!
もっとわかりやすい「かんたんガイド」も受付で配付していますよ!

こちらもぜひどうぞ!

生誕100年 木村忠太展ページ

「生誕100年 木村忠太展」ギャラリートークご報告 2017年2月7日

1月29日(日曜日)より、「生誕100年 木村忠太展 光に抱かれ、光を抱いて。」が始まりました。
木村忠太展外壁看板
木村忠太(1917-1987)は元々は高崎にゆかりのある画家ではありませんが、当館併設の旧井上邸に住んでいた井上房一郎氏が生前木村作品を大変気に入っていた縁で高崎市内に木村作品が多数あり、当館でも30点以上所蔵しています。

展覧会が始まって一週間ほどですが、連日遠方からのお客様も多くお見えになり、全国の木村忠太ファンに心待ちにしていただいていた展覧会なのだと、改めて感じています。

さて、2月4日(土曜日)・5日(日曜日)と、木村忠太展関連事業と致しまして、ギャラリートークを開催しました。
4日は当館学芸員によるトーク。
 2月4日学芸員によるトークの様子第4展示室での学芸員によるトークの様子
学芸員によるギャラリートークは今後も2月中に1回・3月に2回行います。
素朴な疑問など、気になる点をどんどんぶつけていただける機会ですので、色々質問してみてくださいね。

5日は著名人ギャラリートーク「あの人トーク!木村忠太」を行いました。
今回の展覧会中、2月・3月と著名人ギャラリートークを行いますが、第1回目の5日は芥川賞作家の絲山秋子さんをお招きし「絵と歩くー言葉をもって、言葉をこえて」というテーマでお話しいただきました。
2月5日絲山さんと学芸員による第1展示室でのトーク木村忠太自画像の前でのトークの様子
パステル画の前でのトークの様子
美術好きでいらっしゃる絲山さんのお話は、他の画家の名前も出てくるなど大変興味深く、また「作家」「画家」と同じ表現者の立場からのお話に、皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。

絲山さんの紡ぐ言葉が木村作品に彩りを添え、お客様はお話を伺いながら新しい目線で作品をご鑑賞されていたようでした。

3月開催予定の第2回目は、長年にわたる木村忠太愛を公言されているテーブルスタイリストの堀井和子さんから「木村忠太作品と風土(フード)」というテーマでお話していただきます。

一人でじっくり楽しむだけでなく、他の人の着眼点を元に作品を眺めますと、新たな発見があるものです。ギャラリートークは途中参加もOKですので、お気軽にご参加ください。

併設の旧井上邸では梅が開花し始めました。
旧井上邸の梅の開花の様子
木村忠太の風景画のあとは、旧井上邸の自然も是非お楽しみください。

今後の予定

1.著名人ギャラリートーク「あの人トーク!木村忠太」

「木村忠太作品と風土(フード)」 堀井和子(テーブルスタイリスト)

  • 日時:3月5日(日曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

2.ワークショップ「かたちとひかりでかく自画像」

  • 日時:2月25日(土曜日)午後1時~3時
  • 場所:高崎市南公民館
  • 講師:美術館スタッフ
  • 対象:小学生から大人まで20名(先着順、小学3年生以下は保護者同伴)
  • 申込:高崎市美術館にて電話予約受付中(電話027-324-6125)

3.学芸員によるギャラリートーク

  • 日時:2月18日、3月4日、18日 いずれも(土曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

「5つの部屋+I」ギャラリートークご報告 2017年1月14日

本日は昨年から引き続き開催している展覧会「5つの部屋+I」の関連事業、学芸員による3回目のギャラリートークを行いました。

テーマは「木の部屋ー深井隆の世界」「孔版画の部屋ー没後30年 福井良之助」です。

最初にご紹介したのは「木の部屋ー深井隆の世界」。
群馬県高崎市出身で現在東京芸術大学彫刻科の教授でいらっしゃる深井先生は、樟を用いた木彫作品を多く作られていて、今回の展示でも木彫作品を中心とした大小様々な作品を展示しています。

先生の作品に合わせて照明を控えた幻想的な展示室内で、深井先生の作品のご紹介をさせていただきました。

深井隆先生の作品についてのトークの様子
深井先生の作品の近くでの説明
続いては「孔版画の部屋ー没後30年 福井良之助」。
油彩画家として多くの作品を残している福井良之助が、約10年間制作していた孔版画の作品を展示しています。
展示室内では『福井良之助孔版画集』のための13枚組の作品とそれぞれに添えられた詩をご紹介するほか、孔版画家として活動した期間の様々な作品をじっくり鑑賞できます。

トーク中は、今回の展示にはない福井良之助の油彩画の紹介も交え、皆様に福井作品の魅力に触れていただきました。

福井良之助についてのトークの様子
年が明けて寒さも本番。暖かい展示室内でゆっくり美術鑑賞してみてはいかがでしょうか。
「5つの部屋+I」は1月21日(土曜日)まで開催しております。

1月29日(日曜日)からは「生誕100年 木村忠太展 光に抱かれ、光を抱いて。」が始まりますのでお楽しみに。
※1月22日(日曜日)~1月28日(土曜日)は展示替えの為休館となります。

「5つの部屋+I」ワークショップご報告 2016年12月17日

開催中の「5つの部屋+I」関連事業と致しまして、クリスマスシーズンの本日、「クリスマス・ブレスレット作り」のワークショップを開催しました。

今回作るブレスレットは、刺繍糸等を用いて作る「ミサンガ」というブレスレットを、クリスマスカラーである赤・緑等の糸やキラキラとしたパーツを使い、クリスマス仕様にしたもの。

クリスマスブレスレットの見本
参加者の皆様には、何色か用意した糸や、サイズ・素材が異なる様々なパーツからお好きなものを選んでいただき、世界に一つのオリジナルブレスレットを作っていただきました。

二種類の編み方で作れるブレスレットですが、編み目を揃えるのが少し難しかったようです。

皆さんの作業の様子糸を編む手元
それでは、参加者の皆さんの作品を一部ご紹介します。

緑の糸に赤い花のパーツのブレスレットの写真
緑色の糸に、少し混ざった赤い糸と赤いお花のパーツが印象的で、クリスマスらしい色合いのブレスレット。

緑の糸に茶色のパーツのブレスレットの写真
同じように緑をメインにしていますが、落ち着いた色合いのパーツを使ったこちらは、全然違う雰囲気に仕上がっています。

赤と白の糸にホルンのチャームのブレスレットの写真
赤と白の糸はクリスマスを前に高まる気分を表現しているようです。
楽器のチャームも楽しそうな空気を演出していますね。

金と銀の糸にエッフェル塔のチャームのブレスレットの写真
金と銀のキラキラした糸が混ざった糸にエッフェル塔のチャームがついたブレスレットは、冬の景色を切り取っているようです。

今回作ったミサンガブレスレットの材料は、糸と、丸みを帯びたパーツがほとんどでしたので、金属アクセサリーが苦手な方や小さなお子様でも気軽に身に着けられます。

宜しければ、皆さんもチャレンジしてみてくださいね。

今後の予定

1.お気に入りスケッチ

展示室内で気に入った作品を観察して、スケッチしてみませんか?
美術館受付でスケッチボードをお貸しします。

  • 日時:1月15日(日曜日)午前10時~午後5時(お好きな時間にお越しください)
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

2.学芸員によるリレーギャラリートーク

1月14日/「木の部屋ー深井隆の世界」「孔版画の部屋ー没後30年 福井良之助」

  • 日時:1月14日(土曜日)午後2時~3時
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

「5つの部屋+I」ギャラリートークご報告 2016年12月10日

本日は、開催中の展覧会「高崎市美術館コレクション 5つの部屋+I」の関連事業、ギャラリートークの第2回目を開催しました。

今回は、旧井上邸庭園・居間にて作品を展示中の中之条町出身の石彫作家、齋木三男さんをお招きし、学芸員とのキャッチボール形式でトークを展開しました。

強風の中での開催となりましたが、齋木さんご本人からの作品解説ということで、参加者の皆様から熱意が伝わってきます。

旧井上邸庭園での作品解説の様子
邸内では、居間にて展示中の作品を中心とした解説に加え、参加者の皆様からの質問にもお答えいただきました。
素材の特徴や制作過程など、真摯にお答えいただき、沢山の興味深いお話を伺うことができました。

旧井上邸居間での齋木さんと学芸員のトーク居間で参加者の質問に答える齋木さん

その後旧井上邸居間の展示テーマ「美術とくらす家」について、学芸員より紹介させていただきました。
芸術・文化の振興に尽力された井上房一郎氏を身近に感じて頂ける空間を心掛けた、旧井上邸の居間。
例えば井上家愛用の家具なども、井上氏の美意識を感じるもののひとつです。

居間に展示しているテーブルセット
旧井上邸を通して、私たちの暮らしの中にある「美」を改めて感じるきっかけになればと思っています。

次回のギャラリートークは来年1月14日の開催になります。
トーク以外にも、イベントが続きますので、ぜひご参加ください。

今後の予定

1.ミュージアム・サロン・コンサート

  • 日時:12月16日(金曜日)午後6時30分~7時30分
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • ピアニスト:高岸純子、丸山厚子
  • 定員:50名(予約先着順)
  • 要観覧料

2.ワークショップ「クリスマス・ブレスレット作り」

  • 日時:12月17日(土曜日)午後2時~3時30分
  • 場所:高崎市南公民館 図書室
  • 定員:20名(予約先着順)
  • 材料費:100円

コンサート、ワークショップの申し込みはいずれも高崎市美術館(電話:027‐324‐6125)まで。

3.お気に入りスケッチ

展示室内で気に入った作品を観察して、スケッチしてみませんか?
美術館受付でスケッチボードをお貸しします。

  • 日時:12月11日(日曜日)、1月15日(日曜日)午前10時~午後5時(お好きな時間にお越しください)
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

4.学芸員によるリレーギャラリートーク

1月14日/「木の部屋ー深井隆の世界」「孔版画の部屋ー没後30年 福井良之助」

  • 日時:1月14日(土曜日)午後2時~3時
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

「5つの部屋+I」 学芸員によるギャラリートークご報告 2016年12月3日

12月2日から始まりました、「高崎市美術館コレクション 5つの部屋+I」の関連事業、学芸員によるギャラリートークを開催しました。

今回の展覧会中、ギャラリートークを3回実施しますが、毎回ピックアップするテーマが違います。
第1回目は「動物たちの部屋」「顔のある部屋」の作品についてご紹介しました。

1階の展示室では動物を扱った作品を展示しています。

第1展示室でのトークの様子
同じ種類の動物をテーマにしている作品でも作家によって描き分けがなされている点や、その動物を描くに至ったそれぞれの作家自身の背景など、より作品に迫った紹介をさせていただきました。

2階のブリッジ・第2展示室では「顔のある部屋」と題し、多種多様な「顔」を題材にした作品を展示しています。

ブリッジの写真についてのトークの様子
「顔」というと、自画像を思い浮かべる方が多いかもしれません。
今回の展示では、神妙な面持ちの自画像を始め、作家が縁のある人を表現した作品や、有名人の顔を扱いながら「顔」そのものではなくその表現の方法から作家のメッセージが読み取れる作品等、一言に「顔」と言っても様々な作品をご紹介しています。

第2展示室でのトークの様子
「顔」の作品は、インパクトがあるものが多く、作品の個性の強さから、今までのコレクション展で展示の機会を逃していた作品もあります。
個性豊かな作品が集まった「顔のある部屋」、ぜひじっくりご覧ください。

また、次回のギャラリートークでは、旧井上邸に作品を展示中の石彫作家・齋木三男さんにもトークをしていただく予定です。
作家さんから直接お話を伺える機会に、ぜひお越しください。

今後の予定

1.ミュージアム・サロン・コンサート

  • 日時:12月16日(金曜日)午後6時30分~7時30分
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • ピアニスト:高岸純子、丸山厚子
  • 定員:50名(予約先着順)
  • 要観覧料

2.ワークショップ「クリスマス・ブレスレット作り」

  • 日時:12月17日(土曜日)午後2時~3時30分
  • 場所:高崎市南公民館 図書室
  • 定員:20名(予約先着順)
  • 材料費:100円

コンサート、ワークショップの申し込みはいずれも高崎市美術館(027‐324‐6125)まで。

3.お気に入りスケッチ

展示室内で気に入った作品を観察して、スケッチしてみませんか?
美術館受付でスケッチボードをお貸しします。

  • 日時:12月11日(日曜日)、1月15日(日曜日)午前10時~午後5時(お好きな時間にお越しください)
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

4.学芸員によるリレーギャラリートーク

12月10日/「いろとかたちの部屋」「美術とくらす家」
1月14日/「木の部屋ー深井隆の世界」「孔版画の部屋ー没後30年 福井良之助」

  • 日時:12月10日(土曜日)、1月14日(土曜日)午後2時~3時
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 予約不要、要観覧料

「5つの部屋+I(プラス アイ)」 2016年12月2日

12月2日から2017年1月21日まで開催の「高崎市美術館コレクション 5つの部屋+I」が本日より始まりました。

美術館外観1美術館外観2
展覧会名の「5つの部屋+I(プラス アイ)」とは何だろう?という方が多いかもしれないですね。

高崎市美術館には5つの展示室があり、また高崎市の芸術的パトロンであった井上房一郎の旧邸を併設しています。
今回の展覧会は5つの展示室と旧井上邸に、「動物たちの部屋」「顔のある部屋」「いろとかたちの部屋」「木の部屋―深井隆の世界」「孔版画の部屋―没後30年 福井良之助」「美術とくらす家」といったテーマを設け、当館のコレクションを中心にご紹介します。

展示室ごとに全く違う作品を楽しめる展覧会です。お近くにお越しの際はぜひお立ちよりください!

また、展覧会関連事業として、12月16日(金曜日)にはミュージアム・サロン・コンサート、
12月17日(土曜日)にはワークショップ「クリスマス・ブレスレット作り」を開催します。
コンサートはピアニストの高岸純子さん、丸山厚子さんにクリスマスらしいピアノ曲を演奏していただきます!
ワークショップはこんな素敵なブレスレットを作りますよ!

クリスマスブレスレット1クリスマスブレスレット2

クリスマスブレスレット3
申し込み受付中ですので、ぜひ美術館(027‐324‐6125)までご連絡ください!
詳細は下記のとおりです。

今後の予定

1.ミュージアム・サロン・コンサート

  • 日時:12月16日(金曜日)午後6時30分~7時30分
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • ピアニスト:高岸純子、丸山厚子
  • 定員:50名(予約先着順)
  • 要観覧料

2.ワークショップ「クリスマス・ブレスレット作り」

  • 日時:12月17日(土曜日)午後2時~3時30分
  • 場所:高崎市南公民館 図書室
  • 定員:20名(予約先着順)
  • 材料費:100円

申し込みはいずれも高崎市美術館(027‐324‐6125)まで。

「愛のなかの女性たち」アーティスト・トークご報告 2016年11月3日

10月23日(日曜日)、11月3日(木・祝)に、アーティスト・トークを行いました。
両日共、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。

今回は本展覧会の出品作家である、画家の新井コー児さん、彫刻家の三輪途道さんにお話をしていただきました。

10月23日は新井コー児さんによる「絵画になった女性たち」。
展示中の絵画作品についてお話しいただいたり、

新井さん解説風景1
新井さんご自身の作品の解説をしていただきました。

新井さんご自身の作品解説
新井さんの描くレトロな雰囲気の女子高生は、ご覧になる方の年代によって様々な感想を持たれるかもしれませんね。
小さなお子様が熱心にお話を聞いてくださったのが印象的です。

11月3日の三輪途道さんのテーマは「彫刻になった女性たち」。
展示中の彫刻作品を辿りながら、現代彫刻の流れを学びます。

三輪さん解説風景1
三輪さんの作品や、ご自身の経歴、関わってこられた作家さんとのプライベートなお話など、普段作品を見ただけではわからない興味深いお話を沢山聞かせていただきました。

三輪さんご自身の作品解説
アーティスト・トークや学芸員によるギャラリートークなど、予約不要のイベントは途中参加もOKです。
来館したらたまたまトークイベントをやっていた!という場合でも、お時間のある方は是非ご一緒に、解説付きで作品をご覧になりませんか。

開催中の「愛のなかの女性たち」は一部展示替えを行い、11月1日より後期がスタートしました。
ギャラリートークも以下の通り予定しております。

一度お越しになった方も、またぜひお越しください。

今後の予定

学芸員によるギャラリー・トーク

  • 日時:11月13日(日曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 当館学芸員が展示室を巡りながら解説します。

「愛のなかの女性たち」群馬県民の日 来館者プレゼントのお知らせ 2016年10月25日

10月28日(金曜日)は群馬県民の日。
県民の日当日は、高崎市美術館にお越しの方はどなた様も無料でご入館いただけます!
金曜日は午後8時まで(ご入館は午後7時半まで)開館しておりますので、お仕事帰りの方もお気軽にお立ち寄りください。

 美術館外観の写真
また、来館者プレゼントとして、先着50名様に現在開催中の「愛のなかの女性たち」B2サイズ(515mm×728mm)のポスターをご用意しています!
落ち着いたピンクのデザインにエドヴァルト・ムンクの,《マドンナ》が美しく映えるポスターです。
ご来館の記念にぜひお持ち帰りくださいね。(無くなり次第終了となります)

プレゼント用ポスターの写真

今後の予定

1.アーティスト・トーク「彫刻になった女性たち」

  • 日時:11月3日(木・祝)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 講師:三輪途道(彫刻家)

2.学芸員によるギャラリー・トーク

  • 日時:11月13日(日曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 当館学芸員が展示室を巡りながら解説します。

「愛のなかの女性たち」学芸員によるギャラリー・トークご報告 その2 2016年10月8日

現在開催中の展覧会「愛のなかの女性たち」では、会期中に当館学芸員によるギャラリートークを3回行いますが、その第2回目を10月8日(日曜日)に実施しました。

秋晴れのお出かけ日和の当日、多くの方にお集まりいただきました。

第2回ギャラリートーク 第1展示室
学芸員の解説に熱心に耳を傾けていただきました。

第2回ギャラリートーク 第2展示室
第2回ギャラリートーク 第3展示室
今回の展覧会は展示作品が多く、ギャラリートークではすべてをご説明できません。
次回11月13日(日曜日)のギャラリートークの参加をご検討されている方は、少しお早めにお越しいただき、先に展示をご覧いただいてからギャラリートークに参加されますと、ご説明できない作品についても学芸員に質問等しやすいと思います。
お時間がある方はぜひ、先に予習してみてはいかがでしょうか。

今後開催予定のイベントは以下のとおりです。ぜひお越しください。
※いずれも予約不要、要観覧料

今後の予定

1.アーティスト・トーク「絵画になった女性たち」

  • 日時:10月23日(日曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 講師:新井コー児(画家)

2.アーティスト・トーク「彫刻になった女性たち」

  • 日時:11月3日(木・祝)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 講師:三輪途道(彫刻家)

3.学芸員によるギャラリー・トーク

  • 日時:11月13日(日曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 当館学芸員が展示室を巡りながら解説します

「愛のなかの女性たち」学芸員によるギャラリー・トークご報告 2016年9月22日

9月17日(土曜日)より、展覧会「愛のなかの女性たち」が始まりました。
「母と子と」「恋人のいる風景」「愛と死の聖女たち」などをキーワードとして、女性をテーマとする作品群を読み解いていく展示になります。

群馬県立近代美術館所蔵のエドヴァルト・ムンクやマルク・シャガール、地域ゆかりの作家山口薫や鶴岡政男、松本忠義など、様々な国・地域・時代・文化から生まれた作品の数々をご紹介しています。

9月22日(木曜日・祝)に、当館学芸員によるギャラリートークを実施しました。
秋の長雨の足元の悪い中、多くの方にご参加いただきました。

愛のなかの女性たちトーク風景
愛のなかの女性たち トーク風景 ムンク作品の前にて
今回の展示では、絵画作品だけでなく、彫刻作品も展示しています。

愛のなかの女性たちトーク風景 彫刻もあり
上の写真手前にも写っていますが、母と子の情景を現したものや躍動感あふれる女性の姿が生き生きと表現されされたものなど、絵画とは違った表現を楽しむことができます。

同一作家による絵画と彫刻の展示もありますので、見比べてみると面白いかもしれません。

前期後期と、作品の展示替えもありますので、一度ご来館になった方もまた足を運んでいただければと思います。
イベントも以下のとおり予定しておりますので、ぜひお越しください。
※いずれも予約不要、要観覧料

今後の予定

1.アーティスト・トーク「絵画になった女性たち」

  • 日時:10月23日(日曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 講師:新井コー児(画家)

2.アーティスト・トーク「彫刻になった女性たち」

  • 日時:11月3日(木曜日・祝)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 講師:三輪途道(彫刻家)

3.学芸員によるギャラリー・トーク

  • 日時:10月8日(土曜日)、11月13日(日曜日)午後2時~
  • 場所:高崎市美術館 展示室
  • 当館学芸員が展示室を巡りながら解説します

親子ワークショップ「ストラート!」ご報告 2016年8月6日

本日8月6日(土曜日)は、親子ワークショップ「ストラート!」を行いました。
講師は森竹巳先生です。

森先生
現在開催中の「百均造形」展示室には、森先生によるストローを使った作品が数多く並んでいます。
今回のワークショップでは、森先生の作品のような、ストローで作る造形物に親子でチャレンジしていただきました。

60本のストローを切り揃え、五角形を12個作り、セロテープで固定して組み立てていきます。
五角形をつくっているところ

どのテーブルも、親子で協力しながら進めていきます。
親子でストローを切っているところ
親子でテープで固定しているところ

各テーブルの作業状況を見ながら、森先生が丁寧にアドバイスしてくださいます。
森先生がアドバイスしているところ

完成作品がこちら。
完成した十二面体
十二面体が出来上がりました。
大きさの異なる2個目を作り、小さい十二面体を中に入れた二重の十二面体を作った親子も。
男の子の二重の十二面体女の子の二重の十二面体
開催中の「百均造形」では、様々な形のストロー作品を見ることが出来ます。
是非皆さんも工夫しながら作ってみてくださいね。

講演会「百均造形のススメ」を開催しました 2016年7月31日

本日、7月31日(日曜日)は森竹巳先生による講演会「百均造形のススメ」を開催。
たくさんのお客様にご参加いただきました。

講演会の様子1
会場では時折お客様からの笑い声も聞こえ、とてもなごやかな雰囲気でした。

講演会の様子2
この講演会のために昨日制作したという作品を手にしながら、展覧会会場写真を交えての解説の様子。
質疑応答の時間もあり、とても丁寧に作品制作について語っていただく貴重な機会となりました。

「白色プラ板でバッジづくり」ご報告 2016年7月30日

7月30日(土曜日)はこどもワークショップ「白色プラ板でバッジづくり」を行いました。
プラ板はトースターで焼くと約4分の1サイズに縮小されカチカチになるのが特徴です。
今回は白いプラ板に色鉛筆で絵を描き、トースターで焼いた後、裏側にピンをつけてバッジをつくりました。

プラ板を焼くところ
焼きあがったプラ板を取り出すところです。みんなで見守っています。
うまく焼きあがったかな?

参加された皆さんの作品を一部ご紹介します。

作品1
ピンクの色鉛筆で一生懸命うさぎを描いていますね。

作品2
焼いたらギュギュッと縮小して、ころんとした可愛いバッジになりました!

作品3
カラフルな力作がこんなにたくさんできました!

百円ショップでも手に入るプラ板は夏休みの工作にぴったりです。
ご家庭でもぜひ試してみてくださいね。

「みんなのギャラリートーク」ご報告 2016年7月20日

7月10日(日曜日)に開催された、森竹巳先生による「みんなのギャラリートーク」の展覧会会場の様子を一部ご紹介します。
当日はたくさんのお客様にご来館いただきました。

ギャラリートークの様子1
ギャラリートークの様子2

実際に作品を鑑賞しながら、森先生の解説を聞くと、自分でも作品をつくってみたくなりますね。
大人から子供まで楽しんでいただけたギャラリートークとなりました!

「森竹巳の百均造形」開催中です! 2016年7月8日

7月7日(木曜日)より、「森竹巳の百均造形」が始まりました。
百円ショップやホームセンターで売られている、輪ゴム、ようじ、ストローなどがおもしろアートに大変身しています。

こちらは輪ゴムの作品を展示中の森先生。このあとどんな作品になったのでしょうか?
完成品はぜひ美術館で確かめてくださいね。

百均造形 展示風景
館内の作品を一部ご紹介します。
こちらは、1~3階の吹き抜けの空間に展示されている作品です。
百均造形 ストローの作品
雪の結晶や星のようにみえる素敵な作品ですね。
実はストローでできています。

ほかにも身近な素材がたくさんのアートに大変身しています!
夏休みももうすぐ。ぜひご家族みなさんでご来館ください。

今後の予定

森竹巳 講演会「百均造形のススメ」

  • 日時:7月31日(日曜日)午後2時~3時30分
  • 場所:高崎市南公民館(高崎市美術館と同じ建物の中にあります)
  • 講師:森竹巳
  • 定員:80名
  • お申し込み:電話027-324-6125 高崎市美術館まで (予約先着順)

「身近な植物で草木染めワークショップ」ご報告 2016年6月11日

6月11日(土曜日)に草木染めのワークショップを行いました。
参加者の皆様ありがとうございました!

今回のワークショップは高崎市染料植物園のスタッフを講師としてお招きしました。
染料となる植物は「ヤブマオ」。

「ヤブマオ」とはこんな植物です。
ヤブマオの葉
見た目は紫蘇の葉にもにていますが、イラクサ科に属する植物です。
昔はヤブマオの茎の繊維が布を織るのに使われたそうです。

講師から、作業の流れや模様の付け方を教わります。
お話を聞きながら、どんな模様にしようか皆さん考え中です。

説明を受けているところ
自分の付けたい模様になるよう、布を折ったり輪ゴムで絞り、ヤブマオの染料が煮える鍋の中へ。

染める前の布準備
煮える鍋
今回のワークショップでは、作業途中でミョウバンを使用し、きれいな茶色に染まりました。

スカーフ2枚
同じヤブマオでも、植物の煮出し方や使用する材料で、違った色味になるそうです。
ご家庭で試したり、来月からの夏休みの自由研究のテーマにも良いかもしれませんね。

「今森光彦展―自然と暮らす切り紙の世界」は6月26日までの開催です。
梅雨の時期、美術館で今森さんの切り紙・写真作品から自然を感じてみてはいかがでしょうか。

「親子で楽しむ切り紙ワークショップ」ご報告 2016年5月20日

5月14日(土曜日)に美術館職員による切り紙ワークショップを行いました。
参加者の皆様ありがとうございました!

当日は美術館のミュージアムショップでも販売中の型紙を使用しました。
装飾用のポスターや色画用紙なども選んでいただき、自由に制作していただきました。

ワークショップで使用した型紙ワークショップで使用した装飾用の紙
作品を一部撮影させていただきましたので、ご紹介します!

ワークショップの作品1
ピンクの台紙に黄色のタンポポや黄緑色の蝶々が並んでいます。
春らしい色合いの作品ですね!

ワークショップの作品2
まるで海の中のような鮮やかな色合いの作品。
ゆらゆら揺れる海草の真ん中にあるのは実はレンコンです!

ワークショップの作品3
かわいいカニやヒトデとやさしい水色の波が素敵な作品です。
ポスターをうまくちぎって波を表現していますね!

ワークショップの作品4
左の作品はタンポポの上に虹を制作中です。
虹とタンポポ、緑の台紙の色合いがとてもきれいですね!
右の作品はカニの他に蝶、亀の三連切り紙に挑戦しています。
蝶→亀→カニという食物連鎖を表しているそうです。すごいですね!

今森展のワークショップは残すところあと1回となりました。
下記のとおり受付中ですので、是非ご参加ください!

今後の予定

「草木染めワークショップ」

  • 日時:6月11日(土曜日)午後1時~3時30分
  • 場所:高崎市南公民館(高崎市美術館と同じ建物の中にあります)
  • 対象:小学生以上
  • 材料費:1200円(ミニスカーフ/約40cm角)または600円(ポケットチーフ/約20cm角)
    ※どちらかを選んでいただきます。
  • 内容:身近な植物(ヤブマオ)をもちいた絞り染めに挑戦します。
  • お申し込み:電話027-324-6125 高崎市美術館まで

切り紙ワークショップ 講師は今森さんでした! 2016年4月24日

23日(土曜日)に引き続き、24日(日曜日)も今森光彦さんがご来館。
本日は切り紙ワークショップの講師を務めてくださいました。
ワークショップの様子1

今森さんの説明のあと、参加者の皆さんは黙々とハサミを動かしていました。
ワークショップの様子2

皆さんの作品を一部撮らせていただきましたのでご紹介します!
これは図鑑を参考にした、かわいい青いツバメ。
ワークショップの作品1

黄色が目をひく、ヘラクレスオオカブト!
ワークショップの作品2

ピンクが鮮やかなハチは、切り抜いたあとの紙もすてきな作品に。
ワークショップの作品3

レッサーパンダとキリンのかわいい正面顔。
キリンの正面顔ってこうなっていたんですね!
ワークショップの作品4

皆さんが慣れてくると、今森さんが4つ繋がった作品の作り方を教えてくれました。
これは4連のクワガタ!夏空のような色合いですね。
ワークショップの作品5

4連のテントウムシはデフォルメされて、かわいい顔がついています。
ワークショップの作品6

最後は皆さんの作品を全て並べて、鑑賞会。
カラフルな動物や昆虫たちがこんなにたくさんできました!
ワークショップの作品全体

今後の予定

「草木染めワークショップ」

  • 日時:6月11日(土曜日)午後1時~3時30分
  • 場所:高崎市南公民館(高崎市美術館と同じ建物の中にあります)
  • 対象:小学生以上
  • 材料費:1200円(ミニスカーフ/約40cm角)または600円(ポケットチーフ/約20cm角)
    *どちらかを選んでいただきます。
  • 内容:身近な植物(ヤブマオ)をもちいた絞り染めに挑戦します。
  • お申し込み:電話027-324-6125 高崎市美術館まで

今森光彦 アーティストトーク&サイン会 2016年4月23日

23日はアーティストトークのため、今森光彦さんがご来館されました。
ご覧のとおり、展示室がいっぱいになるほど大盛況でした!

アーティストトークの様子
その後はなんとサイン会がおこなわれました!
参加者の皆さんひとりひとりに丁寧にサインをしてくださいました。

サイン会の様子
今森さんも参加したお客様も、みんな素敵な笑顔でした。

「今森光彦展―自然と「暮らす切り紙の世界」開催中です! 2016年4月20日

写真家であり切り紙アーティストである今森光彦さんの展覧会「今森光彦展―自然と暮らす切り紙の世界」が開幕しました。

展覧会の入り口では、琵琶湖を望むアトリエ前にたたずんで笑顔を見せる今森さんが出迎えてくれます。大自然のなかで「里山での生命のつながり」をテーマに写真と切り紙の制作に邁進する今森ワールドを、どうぞお楽しみください。

今森展写真