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多胡碑記念館 収蔵拓本コレクション展2「三国・晋(しん)・南北朝の時代」

多胡碑記念館 収蔵拓本コレクション展2「三国・晋・南北朝の時代」チラシ [PDFファイル/3.64MB]
平成8年(1996年)4月27日の開館以来、多胡碑記念館は数多くの拓本を収集してきました。
このうち、上野三碑に通じるとも考えられる古代中国の石碑・石刻の拓本類は、多胡碑記念館の主要な収蔵品群の一角をなしています。
令和8年6月から拓本コレクション展「春秋戦国から三国志の時代」を開催しましたが、今回はその続編として「三国・晋(しん)・南北朝の時代」を開催いたします。
本展示を通じて、古代の人々と「文字」との関わり、「文字」を石に刻み、文章をなした石碑を建てるという行為について、改めて振り返ると同時に、上野三碑への理解をいっそう深めていただく機会となれば幸いです。
(平成26年度に開催した企画展「三国鼎立(さんごくていりつ)から南北朝の時代」を再構成して展示いたします)
会期
令和8年(2026年)9月21日(月曜日・祝日)~11月3日(火曜日・祝日)
開館時間と休館日
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日
ただし、10月12日は祝日のため開館し、翌日の10月13日(火曜日)が休館となります。
なお、9月21日(月曜日)から9月27日(日曜日)まで、休まず開館いたします。
観覧料
無料(上野三碑のユネスコ「世界の記憶」登録を記念して、令和9年(2027年)3月31日まで入館無料)
展示会場と展示構成
展示会場
2階 拓本のへや
展示作品
※資料保護のため、会期途中で展示替えを行う場合があります。
爨宝子碑(さんぽうしひ)拓本

東晋(とうしん)405年
中国の東晋時代、郡の太守であった爨宝子(さんぽうし)という人のお墓に刻まれた碑文の拓本です。
碑文は隷書(れいしょ)と楷書(かいしょ)の中間のような独特な書体となっています。
石門銘(せきもんめい)拓本

北魏(ほくぎ)509年
「石門洞」という、ずい道(トンネル)の竣工を記念して刻まれた摩崖(まがい)の拓本です。
書風は「六朝楷書(りくちょうかいしょ)」となっています。
- 摩崖(まがい) 山などの自然の岩や崖の表面を整え、そこに仏像や文字などを刻んだもの
- 六朝楷書(りくちょうかいしょ) 中国の南北朝の時代に、北朝(北魏)で発達した独自の楷書体の総称で、現在の楷書体の源流となった書体の一つ
観海童詩(かんかいどうし)拓本

北魏 鄭 道昭(てい どうしょう)の書
中国山東省にある雲峰山の西峰にある摩崖の拓本です。
北魏の官吏で書家であった鄭 道昭が、自分の領内にある雲峰山からの眺めを神仙境(しんせんきょう)になぞらえ、海童(海の怪神)を題材とした詩を刻んだものです。
暉福寺碑(きふくじひ)拓本

北魏 488年
北魏の高官の王遇が造営した暉福寺(きふくじ)に建てられた石碑の拓本で、碑文には寺の由来や壮観な情景が記されています。
記憶、その先へ-。 金井沢碑1300年
令和8年(2026年)は、上野三碑(こうずけさんぴ)の一つである金井沢碑が神亀3年(726年)に建立されてから1300年、そして多胡碑記念館が開館30周年を迎えた記念すべき年です。
皆様のご来館をお待ちしております。



