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高崎芸術劇場
高崎芸術劇場は、1961年に建設された群馬音楽センターの歴史と精神を継承・進化させ、新しい高崎の都市文化を創造・発信する劇場として、JR高崎駅東口に開館しました。
古今東西のさまざまな音楽や舞台芸術の公演に対応した2,027席の大劇場、ロックコンサートや演劇・舞踊・能などの多様なパフォーマンスが可能なスタジオシアター。群馬県初の412席の本格的音楽専用ホール。リハーサルやレッスンのための9つのスタジオなど「鑑賞と創造」が一体化した複合的な芸術劇場です。
大劇場
幅広い演出に対応できる舞台機構を備えた高機能な多目的ホールです。
主舞台、側舞台を合わせた広大な舞台は、様々な大型の演奏会や舞台公演を実現します。国内最大級の舞台間口の広さは、臨場感を増大させ観客と舞台の一体感を生み出します。音響反射板使用時には、コンサート専用ホールと同様の音楽空間を作り出し、クラシック音楽の生音を客席の隅々まで響かせます。客席形状は、舞台との一体感を尊重した緩やかに広がる扇形です。高齢化社会の劇場のあり方を考えた客席は、2階席までとし、座席・動線をはじめスロープ・階段など利用者に配慮した造りとなっています。
客席
- 2,027席(1階席、2階席、LR席 車椅子席5席含む)
舞台
- プロセニアム舞台仕様 間口 28m~18m、奥行 21m、高さ 14m~11m
- 音響反射板仕様 間口 23m、奥行 14m、高さ 14m
搬入ヤード
- 搬入ヤード 11tトラック 5台(共用)
- サブ搬出ヤード 11tトラック 1台
スタジオシアター
奥行きが変化する舞台は、客席まで全てフラットにした平土間にも変化し、自由な空間形成が可能です。ロックコンサートなどのスタンディングイベントに利用ができ、最大で1,000人の収容が可能です。固定席と遜色のないロールバックの可動席は、568席の中劇場としても利用ができ、演劇、能、舞踊など幅広い公演に対応します。劇場内部は、黒を基調とし、天井全面にバトンを備えています。
舞台、楽屋、搬入経路が、同フロアに集約して配置されているので、効率的な利用を可能にしています。
客席
- 3間舞台 568席(車椅子席1席含む)
- 5間舞台 466席(車椅子席1席含む)
- 7間舞台 389席(車椅子席1席含む)
- 平土間利用 例)スタンディング約1,000人+2階席98席
舞台
- 間口 18m
- 奥行 5.4m、9.0m、12.6m(昇降床による可変対応)
- 天井 7.5m(梁まで)
搬入ヤード
- 11tトラック 5台(共用)
音楽ホール
リサイタルに最も適した412席の空間で、どの座席からも舞台を近くに感じられ、見やすさも重視した鑑賞しやすいホールです。ホール全体は、木の優しい温もりに包み込まれ、本格的な響きにこだわった音楽空間です。聴く人の全てが憧れる品格・高感度・高音質をもった音楽の殿堂です。
客席
- 412席(車椅子席1席含む)
舞台
- 間口 12.5m、奥行 6.3m、高さ 13m
搬入ヤード
- 11tトラック 5台(共用)
- 搬入用エレベーター
創造スペース
市民の多様なジャンルの創造活動を支援するため、個性的な創造スペースを9部屋備えます。
多彩な表現活動を活性化させる特徴を持っており、様々な用途に応じることが可能です。
大劇場の主舞台と同規模のリハーサルホールは、本番前のリハーサルなどに利用できます。
その他のスタジオは、日常の創造活動などにも利用できます。
スタジオ31・32・33【3階】
音楽(アコースティック)、ダンス、演劇等の練習にご利用いただけます。
スタジオ41・42【4階】
バレエやダンス等の練習にご利用いただけます。
※土足でのご利用はご遠慮ください。上履き等をご持参ください。
レッスンルーム1・2・3【4階】
音楽(アコースティック)の練習等にご利用いただけます。
リハーサルホール【4階】
各ホールの催しのリハーサル等にご利用いただけます。
所在地
〒370-0841 群馬県高崎市栄町9-1
関連ページ
- 高崎芸術劇場(公式サイト)<外部リンク>
- 高崎芸術劇場の建設の経緯