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クビアカツヤカミキリの成虫発生に注意してください
クビアカツヤカミキリ成虫発生予測式から、成虫の発生が7月上旬ごろにピークを迎えます。
成虫発生時期の徹底防除(薬剤、補殺等)が被害軽減に重要です。園内をよく確認し、早期の対策を行いましょう。
成虫及びフラス発見時の対策
成虫の補殺
成虫が発生する6〜8月にかけて園内を良く確認し、成虫を見つけ次第すぐに補殺する。(移動させない)
幼虫の補殺
フラス排出孔から樹皮を剥ぎ、幼虫を補殺する。(針金等を活用)
フラス排出孔への農薬注入及びネット巻き
千枚通し等でフラスをかき出し、農薬があふれるまで噴射する。その後、成虫拡散防止のため、樹体にネットを巻く。
お問い合わせ
果樹園(農地)で新たにクビアカツヤカミキリの成虫、フラスを確認した場合は、市農林課、各支所農業担当課、JAなどの関係機関へご連絡ください。対策について説明に伺います。
部署 | 連絡先 |
---|---|
高崎市役所 農政部 農林課 | 027-321-1261 |
倉渕支所 農林建設課 | 027-378-4527 |
箕郷支所 産業課 | 027-371-9057 |
群馬支所 産業課 | 027-373-2447 |
新町支所 地域振興課 | 0274-42-1235 |
榛名支所 産業観光課 | 027-374-6712 |
吉井支所 産業課 | 027-387-3134 |
なお、果樹園(農地)以外で新たにクビアカツヤカミキリの成虫、フラスを確認した場合は、環境政策課へお問い合わせください。
- 高崎市環境政策課HP:特定外来生物クビアカツヤカミキリについて
クビアカツヤカミキリについて
特定外来生物のクビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラやウメ、モモなどのバラ科の樹木に寄生すると内部を食い荒らし、木が枯れたり倒れたりするなどの被害につながります。
本市の名産である果樹と景観を守るため、皆様のご協力をお願いします。
幼虫
幼虫は、フンと木くずが混ざったフラスと呼ばれる塊を樹木から排出します。
成虫
成虫は体長2〜4cmで、光沢のある黒色の体と、明るい赤色の首が特徴です。
成虫を見つけたら、靴で踏みつぶすなどその場で駆除してください。
果樹農家の方へ
県内有数の生産量を誇る本市の果樹を守るため、市では、全果樹農家へ防除薬剤や発生時の応急対応薬剤の配付、JAなどの生産部会へ専用ネットの配付、さらに、被害の程度が大きい果樹については、伐採及び粉砕処分などの支援を行っています。
令和2年7月に市内で初めてクビアカツヤカミキリによる果樹への被害が確認されて以降、毎年被害が確認され、その数も年々増加しています。
クビアカツヤカミキリをはじめ害虫対策では、基本的には農家の皆様による防除への意識や活動が重要になりますが、令和6年度は、高崎モデルとして「クビアカツヤカミキリまん延防止対策事業」を実施してまいります。
これは、今まで実施してきた対策に加え、被害樹の伐採等に係る費用の全額負担、防除対策用資機材の導入、さらに、被害にあった樹木の更新を行うことにより、生産量の確保を図るため、改植費用の支援も行います。
農家の皆様は、果樹園にクビアカツヤカミキリを入れない、増やさないために、被害状況の確認や対策の徹底をお願いします。
関連リンク
- 群馬県HP:特定外来生物クビアカツヤカミキリに注意してください<外部リンク>
- 群馬県HP:クビアカツヤカミキリを発見された方へ<外部リンク>