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(終了しました)生誕100年+ 福井良之助
生誕100年+ 福井良之助
「創るためには非情にならなくては・・・・・ だけど、私は愛する。人間を。生を。」
1955年から10年間、孔版画制作で生と死を象徴する空間をみつめた福井良之助(1923-1986)は『福井良之助孔版画集第一集』にそう記し、「描く事。生きる事。非合理の平行線。ー」と続けています。油彩初期作《混迷の為の習作》のように戦後の混迷から出発し、孔版画制作をへて、1960年代以降は油彩代表作《天にかける橋》で空を仰ぎ、油彩代表作《生と死の習作・愛》のように、孤独の真実を知る画家ならではの愛を描きます。そして《絶筆(未完)》のように、永遠の習作として62歳の生涯を未完のまま閉じました。
本展は生誕100年から1年をへた記念展として、代表作や美術館初公開作を含む油彩やグアッシュ、孔版画、銅版画など117点により、愛を込めて生と死をみつめた福井良之助のまなざしを追想します。
会期
令和6(2024)年9月21日(土曜日)~11月10日(日曜日)
出品作品
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- 福井良之助《横顔》1962年 孔版画 高崎市美術館蔵
- 福井良之助《海の家族》1957年頃 孔版画 A氏蔵
- 福井良之助《虫かご》1971年 油彩 個人蔵
- 福井良之助《天にかける橋》1964年 油彩 兒嶋画廊蔵
- 福井良之助《混迷の為の習作》1948年 油彩 個人蔵
- 福井良之助《生と死の習作・愛》1970年 油彩 個人蔵
- 福井良之助《光る河》1973年 油彩 兒嶋画廊蔵
- 福井良之助《絶筆(未完)》1986年 油彩 個人蔵
主催・会場
高崎市美術館
企画協力
兒嶋画廊、丸栄堂、岡崎画廊
開館時間
高崎市美術館
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
※混雑状況により入室制限となる可能性がございます。
旧井上房一郎邸
【邸内】
午前10時~11時、午後2時~4時
※混雑状況により入室制限となる可能性がございます。
【庭園】
午前10時~午後6時(入園は午後5時30分まで)
会期中の休館日
- 9月24日(火曜日)・30日(月曜日)
- 10月7日(月曜日)・15日(火曜日)・21日(月曜日)
- 11月5日(火曜日)
※10月28日(月曜日)は群馬県民の日につき観覧料無料で開館します。
観覧料
- 一般:600(500)円
- 大学・高校生:300(250)円
※( )内は20名以上の団体割引料金
※インターネット割引券をご提示の方は2名様まで( )内の料金でご覧いただけます。
「インターネット割引券について」
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名は無料でご覧いただけます。受付で手帳または障害者手帳アプリ「ミライロID」をご提示ください。
※65歳以上の方は無料でご覧いただけます。年齢の証明ができるもの(マイナンバーカード、運転免許証、保険証等)を受付でご提示ください。
※大学・高校生は大高生料金でご覧いただけます。学生証を受付でご提示ください。
※中学生以下は無料でご覧いただけます。
※旧井上房一郎邸の観覧料は美術館観覧料に含まれます。
※10月28日(月曜日)は群馬県民の日につき観覧料無料で開館します。
関連事業
※最新情報はSNSでご確認ください。
高崎市美術館公式X(旧ツイッター)ページへ<外部リンク>
1.関係者と学芸員によるクロストーク「福井良之助 生と死をみつめて」&ギャラリートーク
関係者と学芸員によるクロストーク「福井良之助 生と死をみつめて」
- 講師:兒嶋俊郎(兒嶋画廊代表)×当館学芸員
- 日時:10月13日(日曜日)午後1時~
- 会場:高崎市南公民館
- 定員:50名(予約先着順)
- 参加費:無料
- 申込み:9月10日(火曜日)午前10時より高崎市美術館(027-324-6125)にて電話受付
関係者と学芸員によるギャラリートーク
- 講師:兒嶋俊郎(兒嶋画廊代表)×当館学芸員
- 日時:10月13日(日曜日)午後2時30分~
- 会場:高崎市美術館展示室
- 要観覧料、申込み不要
2.学芸員によるギャラリートーク
- 日時:9月28日(土曜日)/10月26日(土曜日)/11月9日(土曜日)いずれも午後2時~
- 会場:高崎市美術館展示室
- 要観覧料、申込み不要