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英国王室に咲くボタニカルアートとウェッジウッド~植物画のおいたち~

ページID:0051373 更新日:2025年1月17日更新 印刷ページ表示

ボタニカルアートとウェッジウッド展バナー

英国王室に咲くボタニカルアートとウェッジウッド~植物画のおいたち~

18-19世紀の英国は、芸術と科学のかつてない隆盛をみます。なかでも植物学と陶磁器の発達は目覚ましく、人々の教養と生活の質向上に寄与して「啓蒙時代」の象徴となりました。1760年に即位したジョージ3世とシャーロット王妃は世界各地の植物収集や国内の庭園整備を支援し、王室と植物学との繋がりを深めました。当時アメリカ大陸や東アジアからもたらされたエキゾチック(外来)な植物は植物学者のみならず多くの植物愛好家の関心をひき、植物学から派生した植物画(ボタニカルアート)が人気を集めました。シャーロット王妃は陶磁器産業の発達にも貢献しました。1759年に創業したウェッジウッド社は王妃から「クイーンズウェア」の称号が与えられ、世界屈指の陶磁器メーカーとしての地位を確立します。市民にも手の届く製品を生み出した同社の製品は、上流階級から中産階級まで幅広い層に愛好され、現在も高い人気を誇ります。

本展覧会では、ボタニカルアートを代表する植物図鑑『カーティス・ボタニカル・マガジン』を中心とした植物画の優品と、ウェッジウッドほか英国陶磁器の名品を紹介します。

会期

令和7(2025)年1月18日(土曜日)~3月20日(木曜日・祝日)

出品作品

掲載している画像の二次利用はできません。

ピーター・ヘンダーソン 「ゲットウ(ショウガ科)」シデナム・ティースト・エドワーズ 「パンクラティウム・アマンカス(イスメンアマンカ)(ヒガンバナ科)」2

ジョセフ・ダルトン・フッカー、ウォルター・フッド・フィッチ「マグノリア・カンベリィ(モクレン科)」ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ 「バラ「アメリ」(バラ科)」4

ウェッジウッド「ポートランドの壺」ウェッジウッド「平皿「ダーウィン・ウォーター・リリー」」6

ウェッジウッド「蓋付き深皿(クイーンズウェア)」ウースター「ティーセット「クイーン・シャーロット・パターン」」8

  1. ピーター・ヘンダーソン
    《ゲットウ(ショウガ科)》1801年 銅版、手彩色、紙
    Photo Brain Trust Inc.
  2. シデナム・ティースト・エドワーズ
    《パンクラティウム・アマンカス(イスメンアマンカ)(ヒガンバナ科)》1809年 銅版、手彩色、紙
    Photo Brain Trust Inc.
  3. ジョセフ・ダルトン・フッカー、ウォルター・フッド・フィッチ
    《マグノリア・カンベリィ(モクレン科)》1855年 リトグラフ、手彩色、紙
    Photo Brain Trust Inc.
  4. ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ
    《バラ「アメリ」(バラ科)》1843年 銅版、手彩色、紙
    Photo Brain Trust Inc.
  5. ウェッジウッド
    《ポートランドの壺》19世紀(1790年デザイン)ジャスパーウェア(炻器)
    Photo Michael Whiteway
  6. ウェッジウッド
    《平皿「ダーウィン・ウォーター・リリー」》(ダーウィン・サービスより)1808-11年 アースンウエア(陶器)、エナメル彩
    Photo Michael Whiteway
  7. ウェッジウッド
    《蓋付き深皿(クイーンズウェア)》1765-95年頃 クリームウェア(陶器)、エナメル彩
    Photo Michael Whiteway
  8. ウースター
    《ティー・セット「クイーン・シャーロット・パターン」》1755-75年頃 磁器、金彩、エナメル彩

主催・会場

高崎市美術館

協力

フィスカース ジャパン株式会社

後援

ブリティッシュ・カウンシル

企画協力

株式会社ブレーントラスト

開館時間

高崎市美術館

午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
※混雑状況により入室制限となる可能性がございます。

旧井上房一郎邸

【邸内】
午前10時~11時、午後2時~4時
※混雑状況により入室制限となる可能性がございます。

【庭園】
1~2月:午前10時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
3月:午前10時~午後6時(入園は午後5時30分まで)

会期中の休館日

  • 1月20日(月曜日)・27日(月曜日)
  • 2月3日(月曜日)・10日(月曜日)・12日(水曜日)・17日(月曜日)・25日(火曜日)
  • 3月3日(月曜日)・10日(月曜日)・17日(月曜日)

観覧料

  • 一般:600(500)円
  • 大学・高校生:300(250)円

※( )内は20名以上の団体割引料金

※インターネット割引券をご提示の方は2名様まで( )内の料金でご覧いただけます。
「インターネット割引券について」

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名は無料でご覧いただけます。受付で手帳または障害者手帳アプリ「ミライロID」をご提示ください。

※65歳以上の方は無料でご覧いただけます。年齢の証明ができるもの(マイナンバーカード、運転免許証、保険証等)を受付でご提示ください。

※大学・高校生は大高生料金でご覧いただけます。学生証を受付でご提示ください。

※中学生以下は無料でご覧いただけます。

※旧井上房一郎邸の観覧料は美術館観覧料に含まれます。

関連事業

※最新情報はSNSでご確認ください。

高崎市美術館公式X(旧ツイッター)ページへ<外部リンク>

1.講演会「英国ボタニカルアートの歩み」

  • 日時:3月8日(土曜日)午後2時~
  • 講師:大場秀章(東京大学名誉教授、当展監修者)
  • 会場:高崎市南公民館 5階 講義室 ※美術館と同じ建物
  • 定員:50名(予約先着順)
  • 参加費:無料
  • 申込み:1月9日(木曜日)午前10時より高崎市美術館(027-324-6125)にて電話受付

2.ワークショップ「ボタニカルアートに挑戦!」

好きな植物画を組み合わせてトレースし、オリジナルのボタニカルアートを作ります。

  • 日時:2月8日(土曜日)午前10時~正午
  • 講師:奥西麻由子(群馬県立女子大学文学部准教授)
  • 会場:高崎市南公民館 5階 講義室 ※美術館と同じ建物
  • 定員:20名(予約先着順/小学3年生以下は保護者同伴)
  • 参加費:100円
  • 申込み:定員に達しました

3.ワークショップ「ミニバラキャンドルを作ろう!」

ろうの花びらを巻いてバラの花の形のキャンドルを作ります。

ミニバラキャンドル

  • 日時:2月8日(土曜日)午後1時30分~午後3時30分の間随時
  • 講師:奥西麻由子(群馬県立女子大学文学部准教授)
  • 会場:高崎市南公民館 5階 講義室 ※美術館と同じ建物
  • 定員:先着50名(申込み不要)
  • 参加費:100円
    小学3年生以下は保護者同伴
    ※お待ちいただく場合があります
    ※定員に達する場合があります

4.学芸員によるギャラリートーク

  • 日時:2月22日(土曜日)/3月15日(土曜日)いずれも午後2時~
  • 会場:高崎市美術館展示室
  • 参加費:無料(要観覧料)
    ※申込み不要